- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県仙台市
- 広報紙名 : 仙台市政だより 2025年7月号
今年で開園60周年を迎える八木山動物公園フジサキの杜。動物たちの生態や生活の様子、園の取り組みなどを紹介します
◆フンボルトペンギン
ペンギンといえば、氷の上で生活しているイメージがありますが、実は世界に生息している18種のペンギンのうち、南極などの寒い地域で生活するのは7種類だけです。園で飼育しているフンボルトペンギンも南アメリカ西部のペルーやチリなど乾燥した温暖な地域に生息しており、寒さは苦手。冬は気温が上がる昼ごろまでじっとして過ごしています。
ペンギンには短く細かい羽がびっしりと生えており、この羽が寒さや海中でも皮膚がぬれるのを防いでいます。また、お尻の辺りにある尾脂腺(びしせん)から分泌した油分をくちばしで全身に塗り広げることで水をはじいています。ぜひ、ペンギンたちの羽繕いの様子にも注目してみてください。
◆「動物作文コンクール」・「動物写生大会」作品募集
動物をテーマとした作文と園内の動物を描いた絵画を募集します。入賞者には副賞として図書カードや文房具などをプレゼント!
7月21日(祝)~8月24日(日)の期間中(8月21日(木)~24日(日)は午前中のみ)に絵を描きに来た方には入場券売り場で画用紙を配布します。対象や応募方法など詳しくは26ページをご覧ください。
◆「一日乗車券」でお得に!
これからのシーズンは動物公園の駐車場が大変混み合い、周辺道路も渋滞することが予想されます。動物公園にお越しの際は、地下鉄・市バスなど公共交通機関をご利用ください。地下鉄・市バスの「一日乗車券」、「仙台まるごとパス」を入園券売り場で提示すると割引価格で入園できます。
問合せ:八木山動物公園フジサキの杜
【電話】229・0122【FAX】229・3159