- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年5月号
■春色に染まる桜まつり
4月12日(土)から13日(日)にかけ、市内各地で桜まつりが開催されました。
このうち、12日に瀬峰五輪堂山公園で開催された「第39回栗原市せみね桜まつり」では、市内で活動する空手競技団体による演武や、ロックバンドによる演奏、歌謡ショーなども行われ、観客からたくさんの拍手が送られました。
また、13日に開催された「2025つきだて桜まつり」では、会場の薬師山児童公園に屋台や縁日コーナーが出店した他、講談師による講談などが行われ、来場者を楽しませていました。その他「第6回全日本伊達なつき男・つき女決定戦」も開催され、小学生から大人までの男女28人が、薬師山の急な上り坂を一気に駆け上がり、迫力のレースを繰り広げました。
この他、同日に開催された「若柳桜まつり」では、見頃を迎えた桜並木の脇を懐かしいボンネットバスが走り、乗車した家族連れなどが、車窓から満開の桜を楽しみました。また、祭り期間中、夜桜のライトアップも行われ、幻想的な光景が川面に浮かび上がりました。
■長寿100歳おめでとうございます
大正、昭和、平成、令和。激動の4つの時代を駆け抜け、思いを紡いで1世紀。
100歳の誕生日を迎えた6人を紹介します。
◇佐々木 あゑ子 さん(若柳内谷川)
農業を手伝い、裁縫や編み物など、手仕事が得意で、家族がかぶる帽子も自ら作るほどの腕前の持ち主です。
◇炭屋 蓉子 さん(若柳上在)
炭作りをなりわいに3人の子どもを育てました。
好き嫌いをせず何でも食べることが長寿の秘訣と語られました。
◇南條 良子 さん(築館太田)
家業の農業を手伝い、5人の子どもを育てました。民謡が得意で、数々の大会に出場し、テレビにも出演しました。
◇菅野 幸治 さん(金成南2)
腕利きの大工として工務店を切り盛りし、店を次男に譲った後も大工を続けました。現在は、畑仕事を楽しんでいます。
※菅野幸治さんの「管」は環境依存文字のため、常用漢字に置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
◇村田 二三子 さん(金成東)
農業と山仕事を手伝い、家族を支えました。裁縫が得意で、若柳や金成地区で指導するほどの腕前です。
◇村上 愛子 さん(瀬峰泉谷)
家業の農業を手伝い、5人の子どもを育て上げました。手芸が趣味で、ひ孫が来るのを楽しみにしています。