- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年5月号
■食を支えるやりがいを感じて
黒澤 亜希 さん(一迫中町)
「体づくりを始めて、食の大切さに気付いた」と話す、黒澤さん。
黒澤さんは、お米を生産する法人を経営する傍ら、ボディフィットネスという筋肉のバランスや美しさを競う大会に出場してきました。
ボディフィットネスを始めて、まず驚いたのは、大会に出場する他の選手がたくさんご飯を食べること。黒澤さんは、それまで、大会に出場する選手は、体づくりのため、厳しい食事制限をしながらトレーニングをしていると思っていました。しかし、ご飯の他に脂質の少ない食事とトレーニングの組み合わせが、美しい筋肉をつくると知り、まさに目からうろこでした。
黒澤さんは、幼いころから家業の米作りの様子を見て育ち、農業は重労働というイメージが強かったと言います。しかし、ボディフィットネスを始めたことで食事の大切さを知り、家業を継ぐ決心をしました。生産したお米を食べた人からの「おいしい」の言葉が何よりもうれしいと話す黒澤さん。その明るい笑顔は、食を支えるやりがいに満ちています。
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