くらし みんなでおいしく食べ切って食品ロス削減にチャレンジ!

まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」。2023年度は全国で約464万トンにものぼり、経済損失は約4兆円。なんと、国民一人あたり年間約32,000円に相当します。
家でも外食でも、できることから少しずつ。一人ひとりが食品ロス削減に取り組みましょう。

■家庭でできること あなたはどのタイプ?
─タイプ別食品ロスの削減術─

●おかずをいつも作りすぎたり、気分で献立を決めたりしている人は?
作りすぎタイプです!
残った料理は冷蔵保存して後で食べるか、別の料理にアレンジして食べきる工夫を。
「余った肉じゃがをグラタンに」

●「よく使うから」「安いから」と、つい手が伸びる人は?
買いすぎタイプです!
冷凍保存も上手に使いましょう。小松菜・きのこ・長ねぎ・しょうがなどは下処理なしでもOK。
「ブロッコリーは下処理して冷凍!」

●冷蔵庫がいっぱいで、期限切れの食品が奥に眠っている人は?
片付け苦手タイプです!
食べきる物を手前に置く、かごを使い見やすく収納する、冷蔵庫にメモを貼るなどしましょう。

■豆知識
・賞味期限は「おいしく食べられる期限」、消費期限は「過ぎたら食べない方がよい期限」です。
・食べきれない食品や贈答品などは、フードドライブに出すことも一つの方法です。

■外食でできること シーンに合わせた「食べきり」術を紹介!

乾杯からの「30分間」とお開き前の「10分間」は自分の席で料理を楽しみ、食べ残しを減らそうという運動です。


残さず食べきれそうな量を注文してください。

みんなの食欲や体調に合わせるワン!

■食べきれないときは…持ち帰りを検討しましょう
「持ち帰り」可能な場合に限り、食品衛生上のリスクに注意して自己責任での「持ち帰り」を検討してください。

■コラム 量るだけで、食品ロスが減る?
消費者庁の調査では、モニター家庭が約4週間、捨てた食品を計量しただけで、食品ロスが約2割も減ったそうです。
自分の現状を知り、ムダに気づくことから、食品ロスを減らす一歩が始まります。

・1世帯あたりの食品ロス量の変化(計量期間4週間)

消費者庁「計ってみよう!家庭での食品ロス食品ロス削減マニュアル〜チェックシート付〜」を基に作成

この内容に関するご質問は県温暖化対策課(【電話】018-860-1560)へ