- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年10月号
■夏祭りの入り込み状況
花輪ばやし1日目の8月19日は、駅前行事を中心に多くの観覧客でにぎわったものの、翌20日は警報級の大雨で屋台運行が中止となったことにより、10万5千人と昨年の19万8千人から半減しました。
毛馬内盆踊りは、一般の踊り手の参加に加え、地元団体による大太鼓響演や語り部による伝説を披露するなど、入り込み数は1万3千人となりました。
このほか、花輪ねぷたは2万人、大湯大太鼓まつりは800人となり、夏祭り全体では、昨年と比較して約3割減少しました。
■観光アクセスの充実
10月1日から十和田湖・鹿角花輪駅間について、デマンド型の乗り合いタクシー、愛称「観光旅(たび)タク」の運行を開始します。「観光旅タク」は、通年運行の実証運行として開始し、要望がある場合には、小坂町や中滝ふるさと学舎、尾去沢鉱山でも乗り降り可能です。昨年8月から、八幡平エリアの志張温泉・八幡平山頂間で運行している自家用有償旅客運送「ドラゴン号」については、10月1日から「観光旅タク」の運行開始に合わせて鹿角花輪駅まで運行を延伸することとし、「観光旅タク」と「ドラゴン号」を組み合わせることで、観光アクセスの利便性の向上を図ります。
■花輪線の利用促進
花輪線を利用したツアーとして、7月12日に八幡平大沼自然探勝路をガイド付きで散策する日帰りツアーを行い、23人が参加しました。また、7月18、19日には、「ブルートレインあけぼの」に宿泊するツアーを行い、25人が参加しました。ツアーの参加者からは、「また花輪線に乗って旅行をしたい」との意見もあり、引き続きツアー内容を充実させ、花輪線利用と周遊観光の促進を図っていきます。
さらに、花輪線利用促進協議会では5月10日から10月27日まで、鹿角花輪駅から北森駅までの区間において、「サイクルトレイン」の実証実験を行っており、8月末までの利用状況は24人となっています。
■葛飾区四つ木地区との都市農村交流
8月17日から20日に、よつぎ小学校児童16人と引率者8人が本市を訪れ、野菜やモモの収穫などの農業体験や座禅体験、みそ付けたんぽ作り体験のほか、花輪ばやし子どもパレードに参加しました。さまざまな体験や交流で、児童が本市に愛着を持ってくれる機会になったものと考えています。
■プレミアムペイ発行事業
物価高騰などにより消費が落ち込み、影響を受けている、市内の小売店などの事業継続支援と市内経済の活性化を目的として、「デジタルプレミアムペイ発行事業」を実施しています。発行予定総数4千セットに対し、2,432セットの応募があり、購入チャージ期間は8月末までで、期限までに購入されなかった分については、10月以降に再販売をする予定としています。
■花輪図書館が文部科学大臣表彰受賞
「令和7年度子供の読書活動優秀実践図書館表彰」において、花輪図書館が文部科学大臣表彰を受賞しました。この表彰は、平成14年度から行われており、子供が積極的に読書活動を行う意欲を高める活動を推進するため、特色ある優れた実践を行っている全国の学校や図書館、団体などに贈られるものです。今年度、全国で43館が受賞し、花輪図書館はその一つに選定されました。
■浅利純子杯争奪第19回鹿角駅伝
7月26日に、青森県や岩手県からの参加を含む66チームで、熱戦が展開されました。アップダウンの厳しい花輪スキー場のローラースキーコースに特設コースを設け、暑い中での大会となりました。
地元参加では、小学生女子の部で花輪アスリートクラブAが優勝を果たし、同じく男子の部ではTS‐SKANDA男子Aが準優勝となるなど健闘し、大いに盛り上がりました。
問合せ:総務課行政班
【電話】30-0203