- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県新庄市
- 広報紙名 : 広報しんじょう 令和7年2月号
■地域を興す協力隊の「今」をご紹介! 私たち、新庄市地域おこし協力隊!
○都市と地方をつなぐ! ~都市×田舎交流促進事業~
石塚 崇(いしづかたかし)さん
出身:山形市
令和4年5月着任
こんにちは!石塚です。都市部と新庄との交流を促進する活動をしています。令和5年から「おてつたび」というコンテンツを活用して、「新庄・最上地域の人手不足で困っている事業者」と、「都会に住んでいて、新庄市で仕事(手伝い)がしたい方」をつなぐ活動をしてきました。全国各地から250名以上の方が来てくださり、参加した皆さまから「新庄・最上地域の人の温かさに感動しました!」という感想を多くいただきました。協力隊は3月で退任となりますが、引き続き新庄・最上地域の良さを伝え広げていくために、活動を続けていきたいと思います。
協力していただいた皆さま、本当にありがとうございました!
○観光で地域をおこす! ~観光地域づくり推進事業~
磯部 翔平(いそべしょうへい)さん
出身:大阪府堺市
令和6年5月着任
商工観光課で活動している磯部と申します。主には、新庄まつりをはじめとした各種イベントの運営補助、ポスターやグッズなどの制作を行っています。今年度は、新庄まちなか漫画ミュージアムでデジタルスタンプラリーを実施し、エコロジーガーデン雪まつりでは、県内初となる雪上バブルボールのイベントを実施しました。「新庄の魅力を多くの方に知ってもらいたい」という思いで活動している中で、たくさんの方に協力していただきました。いつもありがとうございます。
協力隊ってどんな存在なのか、普段の活動内容やイベント情報を地域おこし協力隊のInstagramに掲載しています。是非フォローしていただき、応援してください!
○新規就農者のモデルに、俺はなる! ~移住就農推進事業~
中村 徹(なかむらとおる)さん
出身:千葉県船橋市
令和5年4月着任
こんにちは!中村です!令和5年に新規就農を目指し、協力隊として着任しました。1年目は、農林大学校での就農研修に加え、農業法人や地元の農家さんの下での実地研修を行い、農業スキルの向上に努めました。今年度は市内に約3アールの畑を借り、サトイモやナスの他、さまざまな作物の栽培に挑戦しました。来年度は協力隊3年目。退任後の就農を目指して、市内の伝承野菜を主軸とした栽培を行い、年間を通した作物の出荷を目指します。私自身が農業で成果を上げることで、「新庄に来れば初めての農業でも食べていける!」というモデルを示せるように頑張ります。そして、技術面や生活面で、新規就農者支援の仕組みやネットワークを作り、新庄・最上地域の魅力や農業をピーアールしていきたいです。ぜひ応援をよろしくお願いします!
○移住方程式「山菜+奥の基地=移住」 ~移住定住推進事業~
奥澤 貫司(おくざわかんじ)さん
出身:栃木県佐野市
令和5年5月着任
こんにちは!奥澤です!中村隊員と同じく、令和5年に移住定住推進事業の担当として着任し、もうすぐ2年が経ちます。12月に、地域のコミュニティスペースとして、「山の幸いがらし」さんの2階に「奥の基地」をオープンしました。その他、地域の魅力である「山菜」の事業継承に力を注いでいます。3年目となる今年は、新庄の魅力を広く伝えるために、移住体験プログラムを企画・実施するほか、「奥の基地」を活用したイベントを実施していきたいと考えています。また、中村隊員と協力して、農業に関する勉強会や情報交換会、収穫した野菜や山菜の試食会なども企画していきたいです。
退任後の自身の活動基盤として山菜事業を実施したいと考えていますので、引き続き学びを深めていきたいと思います!ぜひ、「奥の基地」に遊びに来てください!
新庄藩の城下に生まれ、これまで受け継がれてきた「新庄亀綾織」は、歴史ある手織りの絹織物です。「後精練」によって生み出されるしっとりとした風合いと手触り、細かな斜文織(綾織)による地紋と光沢が特徴です。現在は「歴史・文化財資源の継承事業」として、製織技術の習得に力を入れ、地域おこし協力隊3名で日々活動しています。
○私たち、チーム亀綾織り! ~歴史・文化的資源の継承事業~
宮本 麻衣(みやもとまい)さん
出身:熊本県八代市
令和4年4月
着任織り子1号の宮本です。令和4年に着任し、早3年、今年の3月で退任となります。奈良の専門学校で新庄亀綾織のサンプルを見て、「自分も織りたい!」と思い着任しました。この3年間、新庄亀綾織の技術を継承するために機織りを続けてきました。現在は、先染めされた色糸を使用し、着物用の反物を制作中です。退任後も、この素敵な新庄亀綾織を残していくために、機織りに携わって行きたいです。引き続きよろしくお願いいたします。
沼澤 瑠菜(ぬまざわるな)さん
出身:天童市
令和6年5月着任
織り子2号の沼澤瑠菜と申します。大学と専門学校で染織を学び、伝統的な織物に携わりたいと考えていたところ、新庄亀綾織と出会い、令和6年5月に着任しました。生糸で製織後に精錬をすることで独特な風合いを出す制作方法がとても興味深いです。今年度は、八つ橋柄の白生地一反を制作したほか、栞やブローチなどの小物制作を行っています。今年の春から、工房を移転し、ショップも開店予定ですので、ぜひ遊びに来てください!
小川 美優(おがわみゆ)さん
出身:熊本県熊本市
令和6年10月着任
織り子3号の小川美優と申します。令和6年10月に着任しました。出身は宮本さんと同じ熊本県で、協力隊の募集を見て、「手織りの織物を織りたい」「伝統的な技術を学びたい」と思い、着任しました。現在は「新庄亀綾織の伝統的な手法で織ること」と「亀綾織の布を使った小物作り」に取り組んでいます。
新庄の貴重な伝統工芸である「新庄亀綾織」を支える協力隊の皆さん。春からは旧三吉屋本店(本町7-34)に工房を移転し、ショップも開店予定です。ぜひ見に来てください!
詳しくは、新庄亀綾織のInstagramをチェック!
新庄市地域おこし協力隊の活動内容や、各種イベント情報などを、Instagramで発信しています!
令和7年度から、一緒に新庄市を盛り上げてくれる協力隊員を募集しています!
※詳細は本紙掲載の二次元コードよりご確認ください。
▽令和6年度地域おこし協力隊活動報告会のおしらせ
新庄市地域おこし協力隊の方々の一年間の活動報告会を開催します。新庄に移住し、新庄で活動し、新庄に暮らす隊員の声を、ぜひ聞きに来てください!
日時:3月15日(土) 午後1時30分~
場所:市民プラザ大ホール
※ご自由に参加いただけます。
問合せ:総合政策課広報・地域づくり係
【電話】22-2117