- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県新庄市
- 広報紙名 : 広報しんじょう 令和7年2月号
近年、「多様性」という言葉はさまざまな場面で使用され、社会的な注目を集めています。その中でも、LGBTQ(性的少数者)の言葉とともに、性の多様性についての関心が高まっています。
LGBTQの当事者は、周囲の人間関係や法整備不足の現状など、当事者を取り巻く環境が原因で悩みを相談できず、不安や生きづらさを抱えることが多い現状にあります。
■もし性的マイノリティの方に相談されたら?
性の多様性について悩みを相談されたら、悩みを決めつけたり、他の人に話したりせず、「TALKの原則」を意識しながら話を聞いてみましょう。必要に応じて、医療機関への受診を勧めることも必要です。
T(Tell):「心配している」ことを言葉で伝える。
A(Ask):気持ちを率直にたずねる。
L(Listen):つらい気持ちに寄り添って傾聴する。
K(KeepSafe):場合に応じて適切な機関につなぐなど、身の安全を確保する。
■一人で抱えずに、誰かに相談してみませんか?
・よりそいホットライン
【電話】0120-279-338 24時間フリーダイヤル
LGBTQの当事者であることや、性別違和感について話せないなど、セクシュアリティに関わる悩み、困りごとについてお聞きします。
・山形県男女共同参画センターチェリア相談室
【電話】023-629-8007
月・火・水・木・土:午前9時~午後5時
金・日・祝:午後1時~午後5時
日常生活の中で抱えるいろいろな悩みや不安、近隣社会で起こる問題について、相談員があなたと一緒に考え、解決への糸口を見つけるお手伝いをします。
■山形県パートナーシップ宣誓制度のご紹介
県では、全ての県民が性別に関わりなく個人として尊重され、個性や能力を充分に発揮できる社会の実現を目指して、令和6年11月から「山形県パートナーシップ宣誓制度」を導入しています。この制度は、双方またはいずれか一方が性的少数者であるカップルが、互いの人生において、互いに協力して継続的に生活を共にすることを約束した関係であることを宣誓する制度です。宣誓したカップルにはカード型の「パートナーシップ宣誓書受領証」が交付されます。この受領証により、3世代同居等住宅取得助成事業などの各種手続きも、柔軟に対応できるよう努めていきます。制度内容や申請方法など、詳しくは県ホームページをご覧ください。
詳しくは、社会教育課社会教育係へ。
【電話】23‒5005