くらし 特集 令和7年度施政方針
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- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県村山市
- 広報紙名 : 村山市報「市民の友」 2025年4月1日号 No.1412
■次の世代に引き継ぎ・受け継がれる魅力あるまち
令和7年第1回村山市議会定例会で志布市長から施政方針が発表されました。
令和7年度施政方針から抜粋して、市の目指すべき方針と取組みをお伝えします。
■令和7年度 施政方針
昨年、村山市は市制施行70周年を迎え、市民の皆さまと共に喜びを分かち合うことができました。しかし、円安に伴う物価高騰やエネルギー資源の価格変動などの問題は、私たちの生活にも大きな影響を与えています。人口減少や高齢化が進む中、私たちは新たな未来を切り拓いていかなければなりません。
村山市は、新年度から第6次村山市総合計画を始動させ、これまでの歩みを止めることなく、更に魅力あふれるまちになるよう大胆な施策を展開する必要があります。第6次村山市総合計画基本構想で新たに掲げられた《次の世代に引き継ぎ・受け継がれる魅力あるまち》の実現に向け、主要施策である「子育てスマイルプロジェクトの推進」、「安全安心で住みよいまちづくりの推進」、「郷土愛あふれるまちづくりの推進」に関連する事業に対して重点的に予算を配分し、安定した市民生活を守り続けます。
施政方針の全文は、市ホームページをご覧ください。
◆誰もが暮らしたいまちづくり
人口減少対策として、村山市は子育て環境の整備と若者の定住促進に注力します。
◇定住促進
・「次世代まちづくり開発促進事業補助金」の活用による中心市街地への宅地開発の推進
・「S*mileタウンはやま第2期」分譲開始
◇子育て支援
・妊娠、出産、子育てをパッケージで支援
・保育施設の副食費を無償化
・小・中学校入学時、高校進学時の応援金等の支給
◆安心して暮らせるまちづくり
新たな玄関口となる駅西エリアの開発、市民が安全に安心して暮らせる環境整備を行います。
◇まちづくり
・新「道の駅」整備事業
・駅西開発エリアの調整池整備
・東北中央自動車道村山ICからの好立地を生かした民間事業者の誘致を推進
◆地域産業と観光が盛り上がるまちづくり
本市の基幹産業である農業を守り続け、商業の約9割を占める小規模事業者への支援を拡充します。
◇産業
・デジタルツールを活用した農作物の販路拡大の支援を拡充
・新規就農者確保や担い手育成を推進
・新規創業者への支援を拡充
◇観光振興
・東沢バラ公園内に親水広場を整備
・大阪万博でのブルガリア共和国ブースで、本市の地域資源をPRし、国際交流に繋げる
◆健やかでやさしいまちづくり
「医療・福祉が充実した高齢者・障がい者にやさしいまち」の実現に向け、健康増進と高齢者支援を強化します。
◇健康
・育児相談体制の充実
・気軽に取組める健康事業の実施
◇福祉
・老人クラブなどの活動を支援し、地域全体で高齢者を支える体制を構築
◆未来を担う人を育むまちづくり
未来を担う子どもたちは「地域の宝」であり、教育分野への投資を強化します。
◇教育・文化・スポーツ
・「小学校統合基本計画」に基づき、市内学校の統合を段階的に遂行
・教育環境向上のため1人1台情報端末機器の更新やネットワーク環境の改善
・幼児や小学校低学年が英語に触れる機会を確保するため、ALT業務を行うことができる「英語教育推進員」を新たに配置
◆地域とともにつくる持続可能なまちづくり
人口減少社会を見据え、地域活性化と行財政改革を推進します。
◇協働・行財政改革
・持続可能な地域社会を目指し、地域主体のまちづくりを支援
・老朽施設の解体やネーミングライツ導入による新たな財源の確保
問合せ:政策推進課政策企画係
【電話】内線271