- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県中山町
- 広報紙名 : 広報なかやま 令和7年7月15日号
■山登りシーズンに向けて 高取山を整備しました
6月1日、町青少年育成町民会議(齋藤圭一会長)とボランティアの皆さんが、高取山のハイキングコースの草刈りを行いました。
高取山はやまがた百名山にも選ばれており、町内外から多くの愛好家や町の園児や児童も登山に訪れます。本格的なシーズンを迎える前にコースを整備しようと草刈り機などを使い、約2時間かけて歩きやすいよう綺麗に整備しました。
■老人クラブ連合会総会を開催
町老人クラブ連合会の総会が6月20日、中央公民館で行われました。老人クラブは各地区に組織され、町民同士のつながりを深め、健康づくりや交流の場としての役割を担っています。
総会では令和6年度の事業経過報告や収支決算、令和7年度の事業計画案などについて決議が行われたほか、役員改選により、前会長の渡辺利明氏(金沢)に代わり、令和7年度会長に鈴木政明氏(落合)、ほか理事などが選任されました。
席上、顕著な活躍があった方に対して表彰を行いました。
▽表彰者 秋葉チヱ子さん
落合地区老人クラブ落合寿会の副会長ならびに会計を長きにわたり務められ、老人クラブ活動の発展と地域福祉の向上に貢献されました。
■2025柏倉九左衛門家紅花まつり開催 山形が誇る紅花文化に触れる
6月28日から29日にかけ、国指定重要文化財である旧柏倉家住宅を中心とした岡地区内で「柏倉九左衛門家紅花まつり」が開催されました。柏倉九左衛門家は江戸時代に村山地方で最多量級の紅花生産を誇っていました。歴史ある紅花づくりを現代に再現しようと、平成25年に有志により屋敷前で紅花栽培が復活し、以来毎年この時期には紅花畑の光景が見られるようになりました。2日間で約450名の来場があり、一面に広がる紅花畑で記念撮影をする姿が多く見受けられました。
第4会場の柏倉清右衛門家では、NPO法人黒塀の里山保存会(柏倉和廣理事長)による紅花染め体験が行われ、ハンカチを染めることができました。初めて紅花染めを体験したという須藤日菜子さん(天童)は、「勤務先の幼稚園で紅花を育てていて、紅花染めで卒園式のコサージュなどを作れたらと思い、体験してみようと思いました。事前にいろいろ調べていたのですが、それだけでは分からない部分があり、今回参加してみて、思っていたものとは違う部分も発見でき、体験してみて良かったなと思いました」と話してくれました。
■モンテディオ山形夢クラスを開催 夢に向かって進む子どもたちにエールを送る
6月23日、モンテディオ山形の選手が長崎小学校を訪れ、6年生の児童を対象に「夢クラス」を行いました。
「夢クラス」はモンテディオ山形の選手が子どもたちと夢について語り合い、自身の体験を交えながらアドバイスをします。当日は安部崇士選手と土居聖真選手が訪れ、しっぽ取りゲームやリフティング対決などのレクリエーションをしたり、夢を発表したりしました。児童たちは「ダンサーになりたい」「保育士になりたい」「モンテディオ山形に加入したい」など、さまざまな夢を語り、選手たちからアドバイスをもらいました。安部選手は「今思っている夢や目標を口に出せるようになってほしいと思います。大人になるにつれて夢や目標を言いづらかったりもしてきてしまう。それでも皆さんのその熱量で将来に向かって進んでほしい」と話し、土居選手は「僕はサッカー選手になりたいという強い意志を持って長崎小学校から茨城県鹿島市の中学校に進学しましたが、やっぱり強い気持ちがあればどんなことでも叶えられると思います。自分の目標とする夢を目指していくのは恥ずかしいことではないので、他人の意見に惑わされず、自分がやりたいと思うことには強い意志を持って突き進んでほしいと思います」と話し、激励しました。