くらし 第5回冬季!ピンピンピック

2月4日(火)、村中央公民館で「第5回冬季!ピンピンピック」が開催されました。各地区のサロンから15チーム127名の参加者(平均年齢76.9歳)が集まり、リハビリの専門職によって介護予防のために考案された3種目の競技で競い合い、豊牧ほたる火会が総合優勝となりました。真剣な表情あり、にっこり笑顔ありの介護予防大会の様子をお伝えします。

◆作業療法分野
大蔵名物で陣取り合戦!
2チームでトマト・そば・おおくらくん・わさびのアイテムを投げてマスに入れるゲームで対戦しました。列や同じアイテムが揃うと得点が高くなるため、「どこのマスに入れればいいかな~」「ここ狙え~!」とみんなで相談しながら、ゲームを進めていきました。点数を計算するところまでみんなで行いました。
この種目の効果:
足の踏ん張りがききやすくなり、記憶力や思考力がアップ!空間認知機能も向上します!

◆言語聴覚療法分野
ほんもろ娘と勝負!レッツアゴー!
釣り針と紐がついているボールをアゴに挟み、ひらがなが一文字ずつ書いてあるほんもろ娘の模型を釣り上げ、2文字以上の言葉を作るゲームです。中には釣れたらラッキーな「金もろ娘」も3尾隠れており、ゆらゆら揺れる釣り針に悪戦苦闘しながらもたくさんのほんもろ娘を釣り上げました。
この種目の効果:
のどの筋肉が鍛えられ、食事中のむせ込み防止と肺炎予防が期待されます。注意力・判断力・集中力も向上します!

◆理学療法分野
鮮度が大事!!みんなで繋ごう野菜出荷リレー
村特産品の野菜や酒に見立てた道具を受け渡しリレーします。受け渡す野菜の順番も決まっているので、間違えずに出荷することが大切です。そばに見立てた新聞紙を巻き上げるまでのタイムを競い合うので、最も白熱した戦いが繰り広げられました。
この種目の効果:
猫背予防とつまずきにくく転びにくい体に。握力が鍛えられるので、ペットボトルのふたが開けやすくなります。