くらし 〔特集2〕SDGs目標期限まであと5年! 気軽に♪手軽に♪SDGsにチャレンジ!

9月16日から25日はSDGs週間です。2015年に国連で持続可能な開発目標(SDGs)が採択され、10年が経過しようとしています。昨年実施した調査によると、およそ9割の市民の方がSDGsを知っていると回答。一方で「何をすれば良いのか分からない」という回答も25%ありました。難しく考えすぎず、気軽に、手軽にできることから始めてみましょう。

■~これまでの軌跡~
・2015 国連総会で採択
・2019 郡山市SDGs未来都市選定
・2020 こおりやまSDGsアワード表彰開始
・2025(現在) 期限まで残り5年
・2030 GOAL

○SDGsのおさらい
持続可能でより良い世界を目指すため、2030年までに発展途上国も先進国も、世界が一つになって取り組むことが求められている目標です。17のゴールとそれを達成するために必要な169のターゲットが定められています。

■できることを始めよう
今日からできる取り組みを紹介します。あなたができることも、きっとありますよ♪
・choi-ken(チョイケン)
徒歩や自転車移動でちょこっと健康に、自分にも環境にもやさしくできます
・地産地消
地元食材の購入で食品ロス削減につながり、輸送のエネルギーも削減できます
・ごみはしっかり分別
ごみをしっかり分別することでごみ減量、資源をリサイクルすることもできます
・地域について話す
地域の話をすることで「ひと」や「まち」の魅力を再発見できます

■SDGsを実践する団体
第1回こおりやまSDGsアワード受賞 藤寿産業株式会社
・Voice/代表取締役社長 西村 義一さん
「木造施設づくりを総合プロデュースする藤寿産業」
2019年にSDGs宣言を行い、ゴール達成に向け地域木材を使用した施設の木造化や、女性や高齢者、外国人の積極的な採用などに取り組んでいます。今年開かれている大阪・関西万博の大屋根リングの1/3は私たちが手掛けた福島県産集成材が使われており、世界に向けて持続可能なまちづくりをPRすることができました。今後も新技術の開発を含めた、持続可能な体制・技術、そして人づくりに取り組んでいきます。

■17のゴールと私たちにできること
(1)貧困をなくそう…フェアトレード商品を選ぶ
(2)飢餓をゼロに…地元で作られた旬の食材を選ぶ
(3)すべての人に健康と福祉を…チョイケンでムリせずちょこっと健康に!
(4)質の高い教育をみんなに…日本や世界の教育について調べる
(5)ジェンダー平等を実現しよう…家族みんなで家事をシェアする
(6)安全な水とトイレを世界中に…水道やシャワーは小まめに止める
(7)エネルギーをみんなにそしてクリーンに…移動手段を徒歩や自転車に替えてみる
(8)働きがいも経済成長も…働きやすい環境について考えてみる
(9)産業と技術革新の基盤を作ろう…興味があるイベントやワークショップに参加する
(10)人や国の不平等をなくそう…さまざまな文化・人種について理解を深める
(11)住み続けられるまちづくりを…地域の魅力や伝統について調べる
(12)つくる責任つかう責任…必要な分だけ購入し、残さず食べ切る
(13)気候変動に具体的な対策を…リサイクルできる資源を分別する
(14)海の豊かさを守ろう…プラスチックごみを海に排出しないよう分別する
(15)陸の豊さも守ろう…環境活動を行う事業者の応援・寄附をする
(16)平和と公正をすべての人に…国際的な紛争問題や戦争について調べる
(17)パートナーシップで目標を達成しよう…SDGsについて家族で話し合う

■Information
○第7回こおりやまSDGsアワード募集
こおりやま広域圏内で、SDGsの達成に向けて特に優れた取り組みを行っている事業者、団体、学校、個人を募集しています。詳しくは、市ウェブサイトをご覧ください。
申込み:9/1(月)~10/24(金)

○ふくしまSDGs未来博
「福島のより良い未来を考える」をテーマに開催します。体験・展示を通じて、理解を深めましょう。
日時:9/20(土)・21(日)
場所:ビッグパレットふくしま

問合せ:ふくしま未来博事務局(福島民報社事業局)
【電話】024-531-4171

問合せ:未来創造課
【電話】924-2021