- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県田村市
- 広報紙名 : たむら市政だより 令和7年9月号
◆元気の秘訣は仲間と笑顔!地域の運動サロンがつなぐ、生きがいと絆
本郷サロン代表 桑原信子さん
『もっと年上の方にも気軽に集まれる場を』
「運動は一人ではなかなか続きませんが、みんなで集まれば笑顔も元気も湧いてきます」と、話してくれたのは、地域の運動サロンを立ち上げた代表の桑原信子さん。もともと月に1回、地区の60代の方を中心に体操やダンスを行ってきましたが、「もっと年上の方にも気軽に集まれる場を」との思いから、今年4月から毎週水曜日の午前中に新たな運動サロンを始めました。
サロンでは、参加者それぞれの体調に合わせた「元気、筋力モリモリ体操」や「ラジオ体操」などの運動に加え、声を出すことも大切にしており、毎回みんなで「市民の歌」や懐かしい童謡を歌っています。
「最初はお互いにどこか遠慮がありましたが、今は打ち解けてにぎやかですよ」と、桑原さん。取材の日も会場のあちこちで笑い声が絶えず、お互いをほめ合ったり談笑したり、笑顔が広がるひとときでした。
参加者の佐藤善光さんは、桑原さんに声をかけられたことをきっかけにサロンに参加。「一人だとつい家にこもりがちですが、ここに来ると外に出るきっかけになりますし、みんなでやる体操はとても楽しいです」と話してくれました。
また、参加者の吉田ツヤ子さんは、「ここに来ると若いころに戻ったような気分になり、気持ちが軽くなります。一人暮らしなので、地域の人たちとの交流はとてもありがたいです。これからも地区の皆さんと一緒に運動を楽しんで、心も体も若くいたいです」と笑顔で話します。
このサロンには、健康づくりだけでなく、「人とつながり、笑顔になれる場所」という魅力があります。
桑原さんは、「毎回いろいろ工夫をしながら楽しんでもらい、口コミで交流の輪を広げていきたいです」と話してくれました。
皆さんもぜひ、地域の運動サロンに足を運んでみませんか?笑顔で体を動かし、仲間とおしゃべりを楽しめば、きっと元気が湧いてきます。市では「生きがいを持って元気に暮らせる、支え合いあふれるまちづくり」の実現に向けて、これからも皆さんを応援します。
運動サロンの詳細は、市民部 市民課【電話】82-1112までお問い合わせください。