- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年3月号
■伊達鶏のおいしさを全国に発信!
「おにぎりサミット」に伊達市が初参加。「おにぎり」という言葉のつながりから、全国の自治体と連携し、それぞれの魅力を発信した。
《おにぎりサミットとは》
「おにぎりで地域をつなぐ、未来を変える」を目的に自治体や企業がつながり、それぞれの魅力をPRし、課題の解決に向け連携を図る会議。
◇おにぎりでつながること
2月7日(金)、「おにぎりサミット2025」が東京ミッドタウン八重洲を会場に開かれ、福島県内では伊達市が初めて参加しました。
主催するおにぎり協会で具材となる肉や海産物などを探していたことから、伊達鶏の認知度を向上させるために伊達市も参加。昨年からの参加自治体と合わせて11自治体が参加しました。 サミットでは、参加自治体の長が集う首脳会議が行われ、おにぎりを通じた日本の食文化を、世界へ、次の世代へつないでいくことなどに対し調印を交わしました。自治体のおにぎり発表では、伊達鶏を使用する焼き鳥の名店鳥よし(東京都)の猪股善人さんが監修した「伊達鶏の肉みそおにぎり」を須田市長が発表し、「おにぎりを通して伊達市を味わってほしい」とあいさつしました。会場で販売され、食べた参加者からは「伊達鶏の肉みそとお米の相性がぴったりでおいしかった」などの声が聞かれました。
【参加自治体】
新潟県南魚沼市(米)、新潟県村上市(鮭)、福岡県柳川市(海苔)、和歌山県みなべ町(梅)、愛媛県今治市(塩)、埼玉県深谷市(葱)、富山県魚津市(蟹)、山形県米沢市(牛)、岩手県陸前高田市(牡蠣)、北海道羅臼町(昆布)、伊達市(鶏)
◆トークセッションや出展などで、伊達鶏をPR !
○伊達鶏と米沢牛のおいしさをPR !
伊達市と米沢市の代表者トークセッションでは、須田市長が「地鶏とブロイラー※のいいとこどり」と語り、猪股善人さんは伊達鶏との出会いや選んだ理由を述べた。ゲストにグルメプレゼンターの橋本陽さんが参加し、進行は伊達なふるさと大使の長沢裕さんが務めた。
※短期間で出荷できる肉用の若鶏
○鳥スープを振る舞う
伊達鶏の会がブースを出展し、伊達鶏を使った濃厚な鳥スープを振る舞ったり、伊達鶏の加工品の販売をしたりして、伊達鶏をPR した。
○伊達鶏の肉みそおにぎり
伊達鶏のむね肉、なんこつ、鶏油(チーユ)、伊達市産のみそで作った肉みそ、ゆず、大葉、ねぎを加えたおにぎりを発表した。
○首脳会議を開催
おにぎりサミットでは、参加した11 自治体の長が、自治体間の連携や企業版ふるさと納税などについて話し合った。
【interview】トークショーを盛り上げた登壇者
○伊達鶏の” いちファン”として応援してます!
~グルメプレゼンター 橋本 陽(はしもとあきら)さん~
おにぎりは、ふわっとそぼろが解けておいしかったです。みその旨みと肉の旨みが合わさって、どんどんお米を食べたくなるような味わいでした。
伊達鶏は、鳥よしさんをはじめ、多くの人気焼き鳥店が使い、お客さんが楽しんでいます。私も、いちファンとして応援していきます。ぜひ、伊達市にも遊びに行かせていただきます。
○フランスで食べた良い鶏を探し伊達鶏に出会った
~~鳥よし 店主 猪股 善人(いのまたよしと)さん
フランスで良い鶏をみてきて、こういった良い鶏で戦っていきたいと探していた時に伊達鶏を紹介してもらいました。後で聞きましたが、伊達鶏はフランスのブレスに行き、研究を重ねて生まれた鶏と知り、縁を感じました。
伊達鶏は万能選手のような鶏です。どの料理にもバランスの良い鶏で、ずっと使っています。
○伊達鶏をはじめ、伊達市はおいしい!
~伊達なふるさと大使 長沢 裕(ながさわゆう)さん~
歴史的につながりのある伊達市と米沢市で、伊達鶏と米沢牛のコラボができてよかったと感じています。進行を務めトークショーも楽しかったです。
ご来場された皆さんに伊達鶏や伊達市の魅力をアピールする中で、伊達市って自然が豊かで、その自然に育まれたおいしいものがあって、世界の皆さまにも誇れるものだと感じました。