- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年3月号
◆何歳になっても新しいことにワクワクしよう!
地域ミニコミ紙の発行や自治組織の支援などに加え、今年度は新たに地域住民へのDX事業を行いました。スマホの相談会や高齢者対象のeスポーツ※教室などを実施しましたが、高齢者のICT活用には課題も多いです。地域住民に最も身近な交流施設である地区交流館を活用し、スマホもICTも怖くないと思ってもらえる楽しい場所を作っていきたいです。
※ eスポーツ…電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称
……集落支援員(伊達地域担当) 冨田光(とみたひかる)さん
◆私は「可能性を支援する人」です!
活動の中で地域の声を聞き、たくさんの前向きな力があることを改めて実感しました。きっかけさえあれば、新しいことを生み出せる活力があり、地域課題で悩んでいるということは「決して諦めていない」ということ。地域や人が持っているたくさんの可能性に対し、より一層の「普及」と「つなぎ」の役割に励み、活力ある地域づくりのための伴走者として活動します!
……集落支援員(梁川地域担当)山田 昭彦(やまだあきひこ)さん
◆若い時燃えない者は、将来も燃えることはない
町内会や自治組織、実行委員会に飛び込み、組織の抱える問題に真正面から向かい合ってきました。多くの組織で上がる意見として、「市職員にもっと地域に入ってきてほしい」というものがあります。役員の成り手不足や新型コロナウイルスの蔓まんえん延から、解散してしまう組織も出てきました。今こそ、市職員が立ち上がり、積極的に地域に関わることが大切であると感じます。
……集落支援員(保原地域担当) 東城 一弘(とうじょうかずひろ)さん
◆未来に希望を持てる地域をつくる
中山間地域の地域づくり組織が相互連携し、活動を推進していく「農村RMO※」活動に取り組んできましたが、3年間という期間はあまりに短すぎると実感しています。そのため、今後は「未来へ向けた持続的成長の仕込み」として、地域の状況に合わせた助成制度の活用や、地域住民を巻き込み、住民主導の地域づくりができるよう、意識や行動の改革に努めていきたいと思います。
※ RMO(アールエムオー)…Region(地域) Management(運営) Organization(組織)の略
……集落支援員(霊山地域担当)浜田 和彦(はまだかずひこ)さん
◆できるだけ長く、自分らしく暮らし続けるために
月舘町の高齢化率は50%を超えました。人口の半分以上が高齢者なんです。また、65歳以上の5人にひとりが認知症になると言われています。認知症になったら人生が終わりなんてことありません。たとえ認知症になっても、住み慣れた地域で自分らしく生きていけるように、これからも、地域のサロン活動や高齢者の交流の場を応援する活動をしていきたいと思います。
……集落支援員(月舘地域担当)佐藤 和子(さとうかずこ)さん
問合せ:協働まちづくり課地域振興係
【電話】575-2115