健康 健康・医療情報(1)

■3月3日は「耳の日」 にしごう「聞こえのセルフチェック」について
聴力は、40代から無自覚に衰えが始まります。聴力の衰えは自分では気づきにくく、知らず知らずのうちに難聴が進行していることも少なくありません。実際に、65歳~74歳の3人に1人、75歳以上では半数の方が難聴に悩んでいます。
聴力の衰えに早めに気づくことができるよう、にしごう「聞こえのセルフチェック」で簡単に確認してみましょう。

○にしごう「聞こえのセルフチェック」
以下の各項に思い当たるものがあれば、□にチェックしてください。
□ 会話をしているときに聞き返す。
□ 後ろから呼びかけられると、気づかないことがある。
□ 聞き間違えが多い。
□ 話し声が大きいと言われる。
□ 見えないところからの車の接近に気づかない。
□ 電子レンジなどの電子音が聞こえない。
□ 耳鳴りがある。

・0個…現在の聞こえに問題はなさそうです。不調がある場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。
・1~2個…実生活でお困りのことがあれば、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
・3~4個…耳鼻咽喉科で相談してみましょう。
・5個以上…早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
※参考…一般社団法人日本補聴器販売店協会ホームページ

○聞こえにくさを加齢のせいにせず、耳鼻咽喉科を受診しましょう
聞こえにくさ(難聴)を放っておくと、以下のように社会生活に支障をきたし、認知症のリスクも高まります。
・家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかず、社会的孤立や自信喪失、うつ状態、認知症になる可能性がある。
・近づいてくる自動車やバイクの音に気づかず、危険を察知することが難しくなる。
・電話やドアのチャイム等生活に必要な音が聞こえず、日常生活に支障をきたす。

耳鼻咽喉科を受診することで、聞こえにくさの理由が明確になります。耳が聞こえにくくなってきた方は、加齢のせいと決めつけず、まずは耳鼻咽喉科を受診してみましょう。

○高齢者補聴器購入費補助金交付事業について
村では、補聴器を購入する際の助成金を交付しています。
対象者:次の全てを満たす方
(1)65歳以上の方
(2)村に住所があり、居住している方
(3)聴覚障害による身体障害者手帳の交付を受けていない方
(4)聴力レベルが両耳とも40dB以上70dB未満または、片耳70dB以上で反対の耳が70dB未満の方
(5)医師から補聴器が必要だと診断された方
(6)村税等の滞納がない方
助成額:上限25,000円
注意点:購入後の申請は対象外のため、必ず購入前に健康推進課へご相談ください。また、集音器は助成の対象にはなりません。

問合せ:
・健康推進課(高齢者支援係)【電話】25-3910
・健康推進課(健康増進係)【電話】25-1115