- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県広野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 令和7年2月号
■令和7年新春交歓会を開催
令和7年広野町新春交歓会が1月10日(金)、広野町中央体育館で行われ、約130人の関係者や町民が集い、新年の挨拶を交わしました。遠藤町長が「町は町制施行85周年を迎える本年を、ふる里復興・創生『漸進の年』と位置づけ、原子力事故からの新たな時代の防災に強い“安心・安全な共生のまちづくり”に向け、町民の皆様とともに新たな未来創造を展望してまいります。」と新年の挨拶をしました。来賓として、坂本竜太郎衆議院議員、斎藤裕喜衆議院議員、森まさこ参議院議員、志田文毅福島復興局長らが祝辞を述べました。
■東京電力HD小早川社長が来庁
東京電力ホールディングス株式会社 小早川智明社長が1月6日(月)、広野町役場を訪れ、遠藤町長と渡邉議長らに新年の挨拶をするとともに意見交換を行いました。遠藤町長は、「広野町は震災以降、〝共生のまちづくり〟を掲げ歩んできました。長きに亘る廃炉作業の着実な前進に向け、住民との信頼関係のもと取り組んでいただきたい。」と要望しました。小早川社長は、「廃炉作業を安全かつ着実に進めることが福島復興の大前提であり、福島への責任の貫徹が当社の最大の使命です。地元の皆様とともに復興・廃炉の両立に全力で取り組んでいきます。」と述べました。
■双葉地方町村会・議会議長会による合同要望活動
双葉地方町村会と双葉地方町村議会議長会は12月23日(月)、復興庁などの関係省庁に対して要望活動を行いました。要望活動では、第2期復興・創生期間(令和3~7年度)終了後の復興財源の確保や復興を支える制度を継続するよう政府に要望しました。福島国際研究教育機構(F-REI)の整備と研究タウンまちづくりの推進や、福島イノベーション・コースト構想の着実な実現、ALPS処理水の海洋放出を巡る正確な情報発信と万全な風評対策を講じることなども要望しました。要望活動は復興庁のほか、経済産業省、環境省、自民党東日本大震災復興加速化本部にて行われました。
■百歳高齢者賀寿贈呈式
広野町民の石本綾子さんが百歳賀寿を迎えられ、1月8日(水)、特別養護老人ホーム 花ぶさ苑にて賀寿贈呈式が行われました。当日は杉浦副町長をはじめ、福島県相双保健福祉事務所の寅磐所長、町社会福祉協議会の根本副会長、町老人クラブ連合会の大和田会長、花ぶさ苑の植田施設長らが出席し賀寿を祝いました。贈呈式では、県と町から表彰状が贈られ、根本副会長と大和田会長から記念品が贈られました。石本綾子さんは大正14年1月6日生まれ、長寿の秘訣は「歯の維持に努め、人との会話を心掛けていたこと」で、家族とともに百歳の誕生日を祝いました。
■広野町消防団・婦人消防隊出初式
令和7年広野町消防団並びに婦人消防隊出初式が1月19日(日)、広野町総合グラウンドにおいて開催されました。式典前には広野駅前商店街にて消防パレードが実施され、広野こども園の園児が防火宣言を行いました。式典には団員・隊員、関係者約100名が出席し、安全・安心への誓いを新たにしました。遠藤町長は式辞で「災害に対する防災体制の確立に向け、自助・共助・公助の理念を念頭に、“安全・安心な共生のまちづくり”の実現に消防団一丸となって取り組んでほしい。」と述べました。式典終了後には、二ツ沼総合公園において放水訓練も実施されました。
■輿水復興副大臣が町内視察
輿水恵一復興副大臣が1月22日(水)、広野町を訪れ、二ツ沼総合公園内のトロピカルフルーツミュージアムを視察しました。トロピカルフルーツミュージアムでは、(株)広野町振興公社の中津社長からバナナ栽培事業に関する説明を受け、遠藤町長と震災以降の広野町の復興の取り組みについて意見を交わしました。中津社長は「『バナナ栽培』というチャレンジから復興に取り組む姿を発信していきたい。再生可能エネルギーの導入などにより事業の継続性を図っていく。」と話しました。意見交換の後、バナナハウスに移動してバナナの栽培状況や地中熱設備などを視察しました。
■広野町暮市2024を開催
広野町の年末の風物詩「暮市」が12月24日(火)、広野駅前商店街において開催されました。当日は町内外から多くの人が訪れ、歩行者天国となった駅前通りは正月飾りなどを買い求める人で賑わいました。「暮市」は広野町商工会が主催で、50年以上の歴史がある、正月用品を販売する冬の恒例行事として長年親しまれています。地元の商店からは新鮮な野菜やお花、クリスマス・正月の飾りなどが販売され、露天商も多数立ち並び、パークゴルフチャレンジやコーンポタージュスープの無料配布などには多くの家族連れで賑わっていました。
■いわきFCが広野町を表敬訪問
サッカーJ2のいわきFCの監督、選手の皆さんが1月15日(水)、広野町役場を訪れ、遠藤町長に表敬訪問を行いました。表敬訪問には、田村雄三監督、MF山口大輝選手、JFAアカデミー福島出身のDF木吹翔太選手ら3名が訪れ、2025シーズン開幕にあたり健闘を誓いました。田村監督は「浜通りの光となるよう頑張りたい。J1昇格を目指して全力で取り組んでいきます。」と抱負を語りました。遠藤町長は「念願であるJ1昇格に向けて、町を挙げて応援していきます。」と激励し、広野産特別栽培米コシヒカリ「とんぼのめがね米」180kgを贈呈しました。