くらし 市制施行30周年を迎えて
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- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県鹿嶋市
- 広報紙名 : 広報かしま 2025年9月号
■鹿嶋市長 田口 伸一
本年、鹿嶋市は市制施行30周年という大きな節目を迎えました。これもひとえに、市民の皆さまをはじめ、多くの関係者の温かいご支援とご協力のおかげであり、心より感謝申し上げます。平成7年に鹿島町と大野村が合併し、新たな一歩を踏み出して以来、市政はさまざまな課題に挑戦し、着実に発展を遂げてまいりました。平成14年のFIFAワールドカップ開催では、世界中からの来訪者を手づくりのホスピタリティで迎え、地域の連携と誇りを育み、平成23年の東日本大震災では、被害を受けながらも市民の皆さまが支え合い、力強く復旧・復興を成し遂げました。
さらに、令和3年の東京2020オリンピックのサッカー競技開催では、史上初の無観客開催となるなか、市内の小中学生が実際に競技を観戦する機会に恵まれ、子どもたちの心に大きな感動と学びをもたらしました。引き続き、「明るく、心豊かに暮らせるまち鹿嶋」の実現を目指し、柔軟な発想と適応力を持ち、変化を恐れず多様な課題に真摯に取り組み、一歩一歩確実に歩みを進めてまいります。今後とも鹿嶋市のさらなる発展のために、皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
■鹿嶋市議会議長 内田 政文
鹿嶋市が市制施行30周年という節目を迎えるにあたり、市議会を代表し、お祝いとご挨拶を申し上げます。本市は、平成7年9月1日に鹿島町と大野村の合併により誕生して以来、歴史や文化、観光、スポーツといった分野を通じて地域の魅力を発信し、県東部の中核都市として着実に歩みを進めてまいりました。これもひとえに先人のたゆまぬ努力や、市民の皆さまの力強い支えとご協力の賜物であると、衷心より、感謝申し上げます。一方で、少子高齢化や地域産業の活性化、急激に変化する社会情勢など、私たちは今なお多くの課題と向き合っています。だれもが安心して暮らせ、安全で住みよいまち、そして、笑顔あふれるまちを目指し、市と市民が力を合わせて取り組んでいくことが、現代を生きる私たちに課せられた使命であります。
市議会といたしましても、この30周年を新たな出発点とし、次世代に誇れる郷土・鹿嶋市を繁栄させるため、より一層、不断の努力を重ねてまいります。今後も、旧に倍してのご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。