- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県鹿嶋市
- 広報紙名 : 広報かしま 2025年9月号
■高齢者向け悪質商法・ニセ電話詐欺被害防止共同キャンペーン
高齢者は自宅にいることが多いことから、訪問販売や電話勧誘販売の被害に遭いやすくなります。また、年々その手口が巧妙になり、ニセ電話詐欺も後を絶ちません。悪質業者や詐欺集団は高齢者の不安をあおり、年金や貯蓄などの貴重な財産を狙っています。周囲の見守りや声かけで、高齢者被害を防ぎましょう。
◇事例 1
自宅の固定電話に国の行政機関を名乗り、「2時間後に電話が使えなくなる。説明を聞く場合は1番を押すように」と自動音声の電話がかかってきた。
1番を押すとオペレーターにつながり、住所、氏名、生年月日を伝えたところ電話を切られてしまった。個人情報が悪用されないか心配。
◇事例 2
携帯電話に「+」から始まる番号で電話会社から着信があり、「利用中の電話回線で未納料金があり、法的措置をとる」と自動音声が流れた。
ガイダンスに従い番号を押すとオペレーターにつながり、今すぐコンビニで電子マネーカードを購入するよう言われた。
▽対策
・国の行政機関や電話会社から、電話を停止することに関して自動音声ガイダンスを使って連絡することはありません。
電話の中で個人情報を聞き出そうとしているため、絶対に伝えないでください。自動音声ガイダンスが流れた場合は、最後まで聞かずに電話を切ることも大切です。
・「+」から始まる電話番号は国際電話です。
覚えのない国際電話には出ず、かけ直さないことがトラブル防止に効果的です。
・身に覚えのない未納料金を請求された場合は、一度電話を切り、事業者の本来の連絡先を調べて問い合わせするようにしましょう。
◆「おかしいな」「不安だな」と思ったら、すぐに消費生活センターにご相談ください。
問い合わせ:
・消費生活センター(地域づくり推進課内)【電話】85-1320
・消費者ホットライン【電話】188