- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県守谷市
- 広報紙名 : 広報もりや 2025年4月号
■第2章 令和7年度の重点事業
過去最大規模の予算になった令和7年度。次は、今年度実施するたくさんの事業の中から、その一部をご紹介します!
◇総合公園新設 5億2,502万円
東京ヤクルトスワローズ2軍施設を含んだ総合公園を整備し、市の活性化を目指します。令和7年度はヤクルト2軍施設以外のエリアの盛土工事を実施するとともに、公園施設については、官民連携による整備手法を検討し、公園整備事業者の募集および選定の準備を進めます。
◇DX(デジタルトランスフォーメーション)推進 3億3,335万円
令和7年度は、住民CRM・データ連携基盤を構築し、さまざまなデータを収集・蓄積・分析することにより、市民ニーズを探し出すとともに、官公庁や民間企業とも連携し、Morinfoのスーパーアプリ化も含めて、市民への個別最適なサービスの提供を目指します。
◇中央図書館大規模改修 7億2,975万円
※工事費は令和7~8年度継続費に設定しています。
令和9年1月のリニューアルオープンを目標に、老朽化に伴う建物の長寿命化および市民ニーズを反映した新しい図書館機能を保有する施設への転換を図ります。
増築を行い、新たにサイレントスペースやラーニングコモンズなどのスペースを新設します。
◇母子健康手帳アプリを導入 486万円
妊娠期から子育て期に必要な情報をタイムリーにプッシュ通知してサポートの充実を図るとともに、申請・予約・アンケートなどを電子化し、窓口滞在時間や申請書記載などの手間を縮減することで利便性の向上を図ります。
※令和7年7月導入予定
財政課なかやまさん:どの事業ももりやの未来のために行われているんですね。
◇屋内運動場改修
・大井沢小学校 5億589万円
・松ケ丘小学校 4億8,709万円
経年劣化が進んでいる公立小学校屋内運動場(体育館)について、令和8年2月の完了を目指し、施設の大規模改修を行い、長寿命化および安全・快適な教育環境を確保します。また、発電機能付きの空調設備を設置し、避難施設としての機能向上を図ります。
財政課なかやまさん:子どもたちのためだけではなく、避難所施設としての機能向上も見込まれるのですね。
◇校内フリースペース全校設置 4,346万円
学校には行きたいけれど教室には入れない児童生徒たちに学校の中に居場所を作るため、市内公立小中学校13校すべてに「校内フリースペース(不登校支援教室)」を設置し、各教室にフリースペース支援員を配置します。
◇スクールバスを活用した特定地域選択制度の推進など 1億2,713万円
4月からスクールバス運行を開始し、松並青葉地区から御所ケ丘小学校または郷州小学校に通う児童の通学を支援します。両校それぞれ大型バス1台を導入するほか、安全確保策としてバス停補助員およびバス添乗員の配置、バス乗降管理システム導入、児童クラブ利用児童向け送迎ステーション開設などを実施します。
◇(仮称)守谷SAスマートIC整備 1億4,147万円
高速道路へのアクセス性向上や地域産業における物流の効率化など、快適な道路ネットワークを実現するため、令和7年度は、詳細設計や用地測量などを実施します。
財政課ひめのさん:新設される総合公園やヤクルトスワローズ2軍施設などへの集客など、大きな整備効果が期待できます。
◇高齢者帯状疱疹ワクチンの助成 2,012万円
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる病気です。守谷市では、今年度から独自の制度もあわせて65歳以上のすべての方(一部50歳以上から64歳以下)に対して助成を開始します。
※詳しくは本紙P.14へ