- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県守谷市
- 広報紙名 : 広報もりや 2025年9月号
認知症サポーターは、認知症についての基本的な知識を持ち、認知症の方やそのご家族を見守る応援者です。活動は自分のできる範囲で。サポーター養成講座は、学生や親子、会社や地域など、小学生から大人まで、幅広い世代が受講でき、例年200人を超えるサポーターが誕生しています。
サポーターになって、認知症を正しく理解し、見守り応援することで、地域で支え合っていきませんか?
■認知症サポーター養成講座 at 守谷高校
先日、守谷高校で認知症サポーター養成講座が行われ、守谷高校JRC部(ボランティア部)と、希望者の計28人が受講しました。講座では、認知症の基礎知識と寸劇を交えて、認知症が誰にでもなり得ること、認知症の方の不安な気持ちを学びました。
・アルバイト先で似たような場面に遭遇することがあるので、手間取っている人がいたら助けてあげたい。
和田(わだ)さん
・「自分だったら…」とイメージを膨らませることができた。まずは見守って、困っているときには、ちょっとでも声掛けしたい。
吉長(よしなが)さん
何でも手伝うのではなく、本人ができることはできる限りしてもらうこと、見守るということを学んだ。
今村(いまむら)さん
・寸劇や絵本の紹介で、認知症の方の心の内を知ることができた。
篠崎(しのざき)さん
■認知症サポーター養成講座を受講してみませんか?
キャラバン・メイトと呼ばれる講師が、無料でお伺いします。参加者の年齢や職種に合わせて内容の調整もできますので、お気軽にご相談ください。
内容:認知症とは、認知症本人や家族の気持ち、相談窓口、認知症の方への対応
対象:市内在住・在勤の方で、5人以上のグループ
■認知症キッズサポーター養成講座
ロバ隊長のマスコットづくりをしながら、守谷をもっとやさしいまちにしてみませんか?
日時:10月18日(土) 10:00~11:45
場所:キ・ターレ 視聴覚室
対象:小学生と保護者(小学4年生からは子どもだけの参加も可)
定員:先着親子10組20人程度
料金:無料
持ち物:裁縫道具(マスコットをつくるため)、筆記用具、飲み物
申込方法:9月20日(土)9:00~QRコードまたはキ・ターレホームページから申し込む
※QRコードは本紙16ページをご覧ください。
問合先:キ・ターレ
【電話】45-2278
■知っていますか? 見守りシール
4月からデザインが変わりました!
認知症の方は、行方不明になってしまうことがあります。見守りシールを付けている方は、万が一行方不明になった場合に、市や各種関係機関で連携し、早期発見・身元確認ができます。
○見守りシールは窓口で配布中
守谷市SOSネットワークにあらかじめ登録しておくことで、行方不明になった際の初動が早くなります。認知症や病気などで心配なご家族がいる場合は、ぜひご登録を。
登録方法:ご家族が登録届と対象者の写真(顔と全身)を窓口に届け出て登録。見守りシールを配布します。
○見守りシール登録時に併せて加入となります「認知症高齢者等個人賠償責任保険」
認知症の方が日常生活における偶発的な事故により、他人にけがを負わせてしまったり、他人の財物を壊した際の賠償を補償する保険です。費用は無料です。
○もしかして迷っている? 心配な方を見つけたら…
心配な方を見かけたら、迷わず連絡してください。声掛けが難しい場合でも、どんな様子なのか情報があると、早期発見につながります。見守りシールの番号があるとより早く探すことができます。
取手警察署
【電話】0297-77-0110
■「認知症の人にやさしい事業所」に登録しませんか?
認知症サポーター養成講座を事業所などの従業員が受講すると、県に登録することができ、県のホームページに掲載されるほか、お店の入り口などにステッカーを表示できます。
■オレンジライトアップ 見て、感じて、話そう。
茨城県認知症を知る月間、世界アルツハイマーデーに合わせて、市役所シンボルタワーを認知症のシンボルカラーであるオレンジ色でライトアップします。
日時:9月19日(金)~23日(火・祝) 19:00~22:00
○ライトアップの写真を撮ろう!
オリジナル缶バッジをプレゼントします。
撮った写真は、ぜひ市ホームページからお寄せください。
○認知症のシンボルカラーは「オレンジ」
江戸時代に活躍した陶工酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)が、夕日に映える柿の実のオレンジ色から着想を得て作り出した赤絵陶器は、海外にも広まり高い評価を受けました。赤絵陶器のように、認知症の理解が日本から広く知れ渡るようにという願いが込められています。
また、オレンジ色には、応援者、手助け、暖かさ、希望、前向きな姿勢という意味があります。希望と連携のメッセージを伝え、地域共生社会に向けて踏み出すきっかけを与えます。
問合先:健幸長寿課 地域ケア推進G 内線175