- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県かすみがうら市
- 広報紙名 : 広報かすみがうら No247 2025年10月号
■子育てお悩み相談室
◆形を描く力の発達
子どもの、形を描く力はどのように発達していくのでしょうか?本日は文字学習に繋がるまでの発達段階をご紹介していきます。
○1歳前後の子ども
クレヨンなどを持つと、紙に打ち付けて点々を残します。1歳2カ月ぐらいになると、往復の線が重なったなぐり書きになっていきます。さらに1歳半頃にはぐるぐると丸い線のなぐり書き(円錯画)が始まります。どちらも何かを描こうとしたのではなく、筆記用具を持って手を動かした軌跡が残ったものです。
○2歳半頃の子ども
描くのはやはりぐるぐる丸ですが「これ何描いたの?」と尋ねると子どもは「お母さん」などと答えるようになります。子どもは「これを描こう」と思って描いたわけではなく、見立てる力が育ち、後から意味を添えているのです。
○3歳頃の子ども
ぐるぐる丸ではなく、一重の閉じた丸が描けるようになります。丸を閉じられるくらい手首のコントロール力が育ち、丸を使って色々な表現をするようになります。最初は「お母さん、○○先生」などと言いながら、一つ一つの丸に意味を込めて沢山描きます。この時期を過ぎると、大きな丸の中に小さな丸を描いて顔を描くようになります。そして顔から直接手や足が出た「頭足人」と呼ばれる3歳児の典型的な絵を描きます。またこの時期は横線と縦線を組み合わせた十字が描けるようになります。
○4歳、5歳、6歳頃の子ども
4歳頃になると横線と縦線を上手に組み合わせて四角を描くことができます。この時期には自由に描く絵にも変化がでてきます。「頭足人」ではなく、顔から胴体が出て、胴体から手足が出る絵が描けるようになってきます。また5歳頃には三角形で斜めの線が出てきて、6歳頃には菱形が描けるようになります。
問合せ:健康増進課
【電話】029-898-2590
■子育てインフォメーション
◆やまゆり館行事 要予約
※11月4日(火)予約開始
○ベビーマッサージ(無料)
日時:11月18日(火)午前10時~11時
対象:10組(生後2カ月~ハイハイ前までの赤ちゃんとその保護者)
講師:松原 玲架(ベビーマッサージセラピスト)
※24時間以内に予防接種を受けたお子さんは、参加をご遠慮ください。
※詳細は、かすみっ湖ホームページ(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)をご覧ください。
問合せ:やまゆり館
【電話】029-832-5601
■乳幼児健診・教室カレンダー 11月

■子育て相談カレンダー 11月

