- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県行方市
- 広報紙名 : 市報なめがた No.235(令和7年3月号)
一昨年の11月に地域おこし協力隊に着任して、早いもので1年以上の月日が流れました。現在、私は麻生地区のイチゴ農家の方の下で農業研修をさせていただいております。12月から収穫・出荷が始まり、忙しくなってきました。
繁忙期の中、年末年始はお休みをいただいたついでに、地元の岩手県をはじめ、青森県や宮城県の産地を訪問し、イチゴを購入したり、現地の農家の方からイチゴ栽培や農業経営に関することをお伺いしました。青森県でも、雪が少なく比較的温暖な地域は、茨城県と同じようなパイプハウスでイチゴを生産していることに少し驚きました。
この機会に、たくさんの品種も口にすることができましたが、麻生いちご部会でも生産されている「とちおとめ」は、バランスがよく、おいしいということに改めて気づかされました。(お世話になっている農家の方と試食会を実施)
新規就農後は、収穫期に他の産地を訪問することが難しくなるので、貴重な体験させていただきました。
■佐藤晶隊員(令和5年11月1日~現職)
新規就農を目指し農業に従事するほか、市の農業を盛り上げるためのPR活動等を行う。マルシェ等の企画提案も実施。