健康 那須赤十字病院共催コラム vol.4

■今ストップ!高血糖
運動は、健康を維持するために重要だと言われています。高血糖予防においても、体を積極的に動かすことはとても効果的です。今回は、効果的な運動についてお伝えします。

▽運動の効果
運動をすると、血液中のブドウ糖が筋肉に取り込まれやすくなり、血糖値が下がります。運動を継続することによって、インスリンの働きが改善し、筋肉へのブドウ糖の取り込み能力が上がります。

▽どのような運動が良いのか
・有酸素運動…ウォーキングや自転車こぎ運動、水泳などの全身運動がおすすめです。
・筋力トレーニング…自分の体重で負荷をかける運動(踵(かかと)あげ、スクワットなど)、ダンベルの使用など、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせると、より効果的と言われています。

▽運動の強度(目安)
・楽~ややきついと感じる程度の運動
・1分間の心拍数が、50歳未満では100~120拍、50歳以上では100拍未満

▽運動時間と頻度(推奨)
・有酸素運動…1日に20~30分で週3回以上の実施
・筋力トレーニング…週2~3回の実施
※運動は、履き慣れた運動靴で行い、水分補給をしてください。

▽運動をする時間がないとき
運動をする時間がない場合や積極的な運動が難しい場合、歩いて通勤をしたり、テレビを観ながら手足を動かしたりするなど、普段の生活から意識的に動くことが大切です。

※運動はかかりつけ医に相談の上、体調に合わせて無理せず行いましょう

問合せ:健康政策課[本]3階
【電話】0287‒23‒7601