くらし 保存版 令和7年3月1日発行 かみしるべ 第19号

~すべての人に居場所と出番のあるまちづくり~
◆高齢者も安心!暮らしを支えるお買い物スタイル カスミ移動スーパー
・買い物
・見守り
・居場所

株式会社カスミ、上三川町及び上三川町社会福祉協議会の3者で締結した「地域の見守りと買い物支援事業に関する協定」に基づき、令和5年4月より「移動スーパー」を実施しています。
買い物に行くことが困難な高齢者などの買い物支援を行うことや、買い物を通して地域の身近な人々が集まることによる住民同士の見守り活動の推進を目指しています。
現在は、月曜日から金曜日の週5日、1日8~10か所ほど、合計32か所巡回しています。
野菜や果物、生鮮食品、総菜など、品揃えが豊富で、支払いは現金のみとなっています。
ご好評のご意見を多数いただいており、車の運転に不安がある方などは、家の近くまで移動スーパーが来ることでとても便利に使っていただいています。また、移動スーパーが来るときに合わせて、椅子を出したり、公民館を開けたりと、地域の交流の場、居場所として活用されている自治会もあります。
人とのつながりや社会参加をすることは、健康にもとても良いと言われています。お買い物しながらご近所さんとの交流をしてみませんか?

◆移動スーパーを利用しているみなさんの声を集めました!!
▽桃畑自治会公園
・車で町内の遠いスーパーに買い物に行くのは不安なので、近くに来てくれて便利です。
・持ってきてほしいものを頼むと、次回の移動スーパーの時に持ってきてくれます。
・今は、車の運転もできるので、買い物には困っていないです。でも、ゆくゆく車の運転ができなくなったときに困るので、移動スーパーを継続させるために、積極的に利用しています。

▽西木代公民館
移動スーパーが来る時には、公民館の敷地内にある石倉の軒先に椅子を並べています。寒い時期はストーブを利用しています。
お買い物の後に、みんなで椅子に座って、お話をしています。近所の皆さんと情報交換をしながら買い物ができるので便利です。

▽中根公民館
移動スーパーが来るときには、公民館を開けて、縁側に座れるようにしています。
福祉協力員をしているので、いつも来ている人たちの体調や安否の確認にもなっています。

◆「かみしるべ」とは?
年齢を重ねても誰もが安心して自分らしく生活でき、自立した生活を続けられるように地域ぐるみで支える仕組み(=地域包括ケアシステム)の基盤づくりとして、多くの方に情報をお届けするために、かみしるべを発行しています。タイトルは「上三川町」と「道しるべ・道案内」の意味を込めました。

【発行】チームかみしるべ(上三川町高齢者支援協議体)
【事務局】上三川町 健康福祉課 高齢者支援係
【電話】0285-56-9191
【FAX】0285-56-6868
【E-mail】[email protected]