くらし 町の話題(1)

◆第103回全国高校サッカー選手権大会優勝!!
1月13日、国立競技場(東京都)で「第103回全国高校サッカー選手権大会」が開催され、柴野快仁(しばのはやと)さん(本郷中出身)が前橋育英高校(群馬県)の選手として活躍し、優勝されました。柴野さんは前半31分で同点ゴールを決め、さらにPK戦10人目のキッカーとしてゴールネットを揺らし、勝利に貢献されました。
ここからは、柴野さんに当時の思いを振り返っていただき、インタビュー形式でお届けします。

Q1.決勝でスターティングメンバーに選ばれ、どんな気持ちで臨みましたか?
A1.体調不良でチームに迷惑をかけてしまった分、この決勝の舞台で恩返しをしたいという気持ちで臨みました。

Q2.同点ゴールを決めた瞬間の気持ちを教えてください。
A2.少しでもチームの役に立てて、少しホッとするような感じでした。

Q3.PK戦10人目のキッカーとして柴野さんまで回ってきたとき、何を考えていましたか?
A3.ここで回ってきたのも何かの運命だと思ったので、落ち着いて蹴ろうと考えていました。

Q4・自身のゴールで優勝が決まったとき、どんな気持ちでしたか?
A4.試合前に考えていた、チームの役に立つということを実行できて、とても嬉しい気持ちでした。

Q5.「将来の夢」または「今後の目標」はありますか?
A5.プレミアリーグ(※高校年代最高峰のリーグ戦)でも結果を出して、代表活動などにも参加していきたいです。

Q6.試合において1番大切にしていることは何ですか?
A6.楽しむことです。

Q7.目標や参考にしている選手はいますか?
A7.FCバルセロナのシャビ選手です。

Q8.最後に、全国高校サッカー選手権大会を目指す子どもたちにメッセージをお願いします。
A8.諦めなければ何事もいい方向に進むので、自分を信じてやり続けてください。

◆ランバイク競技で全国大会出場!!
4月11日、「Runbike Revolution 2024」の全国大会へ出場する武井桜音(たけいおと)さん(上三川小4年)、光桜(こお)さん(蓼沼保育所)とご家族が町長へ表敬訪問されました。
今大会は、全国各地で開催された予選大会に出場し、獲得合計ポイントが高い選手が全国大会出場できるもので、二人は各予選大会で確実に上位入賞を果たし、今回の全国大会への切符を手にしました。現在は、千葉県のチームに所属し、放課後に県外の練習場へ向かうなど、日々練習に励んでいるようです。
二人は約2年前に兄弟の海桜(かいおう)さん(上三川小1年)が栃木県内の大会に出場したことをきっかけにランバイク競技を始め、海桜さんもまた数々の大会で上位入賞を果たしています。ご両親は「未就学児から始められる競技で知らない方も多いと思うので、もっと多くの方にこの競技を知ってほしい」と話されました。
最後に今大会の目標について、桜音さん「昨年は5位だったので今年は3位以内に入りたい」、光桜さん「優勝したい」と力強く答えてくれました。今後のご活躍を期待しています。

※ランバイクとは・・・ペダルのない自転車を足で地面を蹴って走る乗り物です。

◆稲葉長広消防団長が消防団を退団 國谷和寿さんが消防団長に就任
3月31日、稲葉長広(いなばながひろ)消防団長が消防団を退団されました。稲葉消防団長は、平成6年4月に入団以来、31年の長きにわたり消防団員として活動され、令和元年度からは消防団長に就任し6年間活躍されました。退団に伴い、栃木県知事から感謝状が授与されました。
4月1日には、國谷和寿(くにやかずとし)さんが星野町長より消防団長の辞令を交付され、消防団長に就任しました。

◆上三川高校生が防災体験 ~障がいをもつ方の災害時避難を考える~
3月17日、上三川高等学校は、町社会福祉協議会と協働で「ふくしアクションプログラム・フィールドワーク」を開催しました。
この事業は、事前の福祉講演会「障がい平等研修」の学習内容をもとに、誰もが住みやすい地域について理解を深めるほか、地域が抱える課題とその改善点について、自ら得た情報をもとに高校生として何ができるのかを主体的に考え、まとめた意見を発信・共有するものです。
午前の部では、石橋地区消防組合消防本部でVR防災体験や消火器体験を実施しました。午後の部では、上三川高等学校で石田地区自治会自主防災連合会の防災士の方を含めた栃木県防災士会の方々も参加協力し、肢体不自由班・視覚障がい班・聴覚障がい班の3つのグループに分かれ、災害時に避難する際の課題を抽出しました。その後、課題の改善策や高校生が普段からできることについて話し合いを実施し、近所の人にあいさつや声掛けをしたり、事前に避難経路を決めておくことなど、普段から災害に備えることの大切さを学びました。