くらし かっこう

5月の第2日曜日は母の日です。母の日はアメリカ人の女性が亡くなった母を追悼するため、母が好きだった白いカーネーションを参列者に配ったことが由来と言われています。
母の日が近づくにつれ、子どもの頃に一緒に散歩したことや風邪をひいたときに食べさせてくれたおかゆ、辛いときに支えてくれたことなど、母の強さや優しさに支えられてきたことを思い起こします。
毎年母の日のプレゼントは、母が欲しいと言っていた物や好みの物を姉妹で相談して渡しています。私が学生の頃は金銭的に余裕がなく、プレゼントを購入することができなかったため、せめてもの感謝の気持ちをと手紙を送ったこともありました。
社会人となってプレゼントを購入できるようになると、気恥ずかしさが勝り手紙は送っていませんでしたが、母が一番喜んだのは手紙でした。プレゼントそのものも嬉しいが、プレゼントに込められた気持ちが何よりも嬉しいのだと。
母に限らず身近な存在への感謝の気持ちは、日々の忙しさの中で忘れがちになってしまいます。今の自分があるのは、これまで関わってきた方たちのおかげであること、周囲への感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいものです。