くらし 火の用心は、毎日の習慣から 〜小さな注意が、大きな安心につながります〜

11月9日(日)から15日(土)まで、秋の火災予防運動を実施。火災が増える季節を前に、命を守るための習慣や対策を確認してください。

◆4つの習慣
(1)寝たばこをしない
(2)ストーブは燃えやすいものから離す
(3)こんろを使うときは火のそばを離れない
(4)コンセントは定期的に清掃し、不必要なプラグは抜く

◆6つの対策
(1)火気器具は安全装置の付いたものを使用する
(2)住宅用火災警報器は定期的に点検する
(3)防炎品を使用する
(4)家庭用消火器を設置する
(5)高齢者は避難経路を確認しておく
(6)地域ぐるみの防災対策

◆火災のリスク、あなたの行動で減らせます
◇01 住宅用火災警報器の設置と点検
寝室に住宅用火災警報器を設置して、火災からの逃げ遅れを防ぎましょう。設置してある場合は、電池切れや故障を確認するため、定期的に点検してください。

◇02 地震による通電火災を防ぐポイント
通電火災とは、地震などで停電後、電気機器のスイッチが入ったままの状態で電気が復旧した際に発生する火災のこと。対策には、地震の揺れを感知して自動的に電気を止める感震ブレーカーの設置が有効です。

◇03 山火事に注意
山火事は、ひとたび発生すると燃えやすい下草や落ち葉を焼きながら広範囲に燃え広がります。原因の多くは、たき火やごみの焼却などの人的要因です。大切な森林を守るため、火の取り扱いに注意してください。

◆リチウムイオン電池の火災に注意
モバイルバッテリーやハンディ扇風機、電動アシスト付き自転車など、リチウムイオン電池を使用した電化製品の火災が増加しています。電池の膨張など異常が生じた場合は使用を中止し、適切に処分してください。

◇処分方法
電池本体は家電量販店などの店頭回収を優先的に活用し、リサイクルしてください。電池が取り外せない場合や膨張している場合などは、資源ごみの日に黄色のコンテナボックスへ出すこともできます。処分方法など詳しくは本市ホームページをご覧ください。

問合せ:ごみ政策課
【電話】027-898-6272

◇消防職員に聞きました
Q.リチウムイオン電池が原因の火災は増えていますか。
A.今年に入って、市内で6件の火災が発生しています。中には、ゴミ収集車の中で発火したケースもありました。

Q.火災を防ぐための対策を教えてください。
A.購入する際は、メーカーが指定する充電器やバッテリーを選びましょう。極端に安い製品や、非純正品は注意してください。

Q.家庭でリチウムイオン電池を安全に使うには?
A.落としたり、踏んだりして強い衝撃を与えると、発熱や出火の原因になります。また、リチウムイオン電池は熱に弱いため、ストーブの近くや夏場の車内など、高温になる場所には置かないでください。
膨らんだり、充電できなくなったりした場合は、すぐに使用をやめ、適切に処分してください。

◆防火ポスターコンクール入賞作品を展示
小中学生が描いた防火ポスターコンクールの入賞作品を展示。最優秀賞作品は、消防局の防火ポスターとして市内に掲出します。
日時:11月5日(水)〜13日(木)
場所:けやきウォーク前橋紀伊國屋書店前(文京町二丁目)

◆消防ふれあい広場
消防署を身近に感じながら、防火・防災を楽しく学ぶイベントを開催。放水体験やこども向け防火服の試着、ミニ消防車の乗車のほか、関東消防救助技術大会に出場した隊員の訓練披露や消防音楽隊の演奏などをします。ころとんも登場します。
日時:11月9日(日) 9時30分~11時30分
場所:東消防署

問合せ:同所
【電話】027-283-3399

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問合せ:予防課
【電話】027-220-4507