くらし (特集)令和7年度施政方針 誰もが未来に向けて希望(ゆめ)を描ける都市へ(2)

【柱その1】
新時代を切り拓(ひら)く
さいたま市らしさの深化

本市が「選ばれる都市」であり続けるため、社会経済情勢の変化を的確に捉え、新たなニーズに対応し、本市の魅力を深める取り組みを進めます。

◇主な事業
〇未来に向けたまちづくり
新庁舎の整備及び現庁舎地利活用の検討…3億7,202万円
浦和駅西口南高砂地区市街地再開発等の推進…89億7,075万円
大宮駅グランドセントラルステーション化構想と大宮駅東口公共施設再編の推進…1億2,624万円
地下鉄7号線の延伸と中間駅周辺のまちづくりの推進…1億2,174万円
中央区役所周辺の公共施設の再編と(仮称)次世代型スポーツ施設の整備…1,738万円

〇大宮盆栽村100周年記念事業の実施…3億2,048万円
大宮盆栽村の開村100周年に合わせて、大宮盆栽の更なる振興のため、各種記念事業などを行います。

【柱その2】
誰一人取り残さない
持続可能な地域社会の実現

「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を追求し、誰もが住みやすく持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを進めます。

◇主な事業
〇産後ケア事業の拡充…1億2,318万円
育児や体調に不安があり、家族等の協力が得られない産婦に対し、訪問型等の産後ケアを実施します。

〇認知症フレンドリーまちづくりセンターの運営と認知症ピアサポートの支援…1億4,430万円
認知症の方が住み慣れた地域で生活をし続けるための支援として、認知症フレンドリーまちづくりセンターの運営等、予防と共生の取り組みを進めます。

〇コミュニティソーシャルワーカーの配置…5,065万円
制度の狭間にある生活課題を抱えた方や、自ら支援を求めることができない方等への伴走型支援を行うコミュニティソーシャルワーカーを配置します。

【柱その3】
激甚化する
自然災害への対策強化

地震・風水害などの自然災害による被害から、生命・身体・財産を守るため、ハード・ソフト一体となった防災・減災対策を強化します。

◇主な事業
〇市立小・中学校の体育館への空調設備の整備…13億1,106万円
避難所として活用される中学校体育館への空調設備の整備を進めるとともに、小学校体育館への早期整備についても検討します。

〇緊急輸送道路等の橋りょう耐震化の推進…17億7,230万円
緊急輸送道路等の橋りょうについて、重点的かつ計画的に耐震補強や落橋防止対策を実施します。

〇自主防災組織の育成支援…1億2,256万円
災害時に地域住民が団結して地域を守る自主防災組織の結成及び育成強化を図るため、補助金の交付及び防災アドバイザーの派遣を実施します。

【柱その4】
DX推進と公民学共創による
質の高い市役所の創造

新たな時代に対応するため、全庁横断的にDXを推進し、さらなる市民サービスの向上と業務効率化に取り組みます。また、公民学共創による質の高い公共サービスの提供を実現します。

◇主な事業
〇書かない窓口の全区役所への展開…9,040万円
申請者に名前を記入してもらうだけで手続きが完了する「書かない窓口」により、市民の負担軽減などに取り組みます。

〇Park-PFIを活用した公園整備…5億3,302万円
民間の資金・ノウハウを活用し、財政負担の軽減を図りながら、誰もが楽しめる公園を整備し、(仮称)埼玉県立総合教育センター跡地公園と与野公園を新たにオープンします。

〇キャッシュレス決済の対象拡大…1億6,540万円
窓口におけるキャッシュレス決済の対象施設及びキャッシュレス決済に対応した納付書の対象科目を拡大します。