くらし 令和7年度 当初予算をお知らせします(2)

■令和7年度 主な施策と予算額(続き)
◆開発の促進・雇用の促進
魅力あるまちづくりと雇用の創出 〔重点政策〕

◇[拡充事業]企業誘致促進事業…954万3千円
企業誘致候補地における埋蔵文化財の先行試掘調査や、民間が保有する企業データを基に誘致の可能性が高い企業を抽出するなど、企業誘致を促進します。

◇[新規事業]まちなかウォーカブル推進事業…7,000万円
行田市駅南口駅前広場および周辺道路の再整備により、中心市街地の魅力を生かした居心地が良く歩きたくなるまちづくりの実現を図ります。

◇[拡充事業]若者移住促進事業…780万円
若者の移住を促進するため、新たに本市に移住した若者を対象に奨学金返還支援金を交付します。

◇[継続事業]新規就農・経営継承支援事業…551万2千円
新規就農や農業経営、経営発展に必要な資金の一部を支援し農業人材の確保と農業への定着を図ります。

◇[拡充事業]スマート農業等推進事業…1,000万円
スマート農業の導入や6次産業化など、既存の生産方法の改善のための取り組みを実施する農業従事者に対し支援を実施します。

◇[新規事業]農産物等病害虫防除対策費補助事業…1,087万円
病害虫による農産物への被害の防止を図るため、薬剤購入や空中散布に係る経費の一部を補助します。

◆令和7~9年度 集中対策強化期間!
◇クビアカツヤカミキリ対策事業…2,643万3千円
令和7年度から令和9年度までを集中対策強化期間として、クビアカツヤカミキリの撲滅を目指します。
私有地…樹木所有者などによる対策費用を補助
公共施設…効果の高い薬剤注入 被害樹木の伐採
武蔵水路沿い…効果の高い薬剤注入 被害樹木の伐採

〔その他施策〕
◆健康づくりと福祉の充実
◇[新規事業]新しい認知症観に基づく認知症対策…1,656万1千円
「新しい認知症観」に基づき「予防」「啓発」「共生」を柱としたさまざまな認知症施策を展開します。(チームオレンジ体制の構築、成年後見センターの運営、加齢性難聴者補聴器購入補助など)

◇[新規事業]プレコンセプションケア…206万8千円
未就学期から成人期まで一生涯の健康づくりを推進するため、年代に応じたさまざまな取り組みを実施します。
(男性HPVワクチン接種助成、健康な体づくりに向けた研修会の開催など)

◇[新規事業]敬老お祝品引換事業…1,560万5千円
75歳以上の高齢者を対象に、市内店舗ごとに決められた商品(配達可)などと交換できる引換券を贈呈し、敬老の意を表するとともに地域経済の活性化を図ります。

◇[拡充事業]後期高齢者健康診査推進事業…2,959万円
後期高齢者医療保険者に健康診査を無料で実施し、健康の保持・増進を図ります。また、集団健診の実施により受診率の向上を目指します。

◇[拡充事業]がん検診等推進事業…9,209万7千円
がんの早期発見により適切な治療が行えるよう、受診体制の整備や受診勧奨を実施します。また、集団会場における特定健診との同時実施や女性スタッフによる検診を実施し受診率の向上を目指します。

◇[拡充事業]特定健康診査等推進事業…8,630万6千円
生活習慣病の予防や早期発見のために、40歳から74歳までの国民健康保険被保険者に対し特定健康診査などを実施します。また、集団健診の実施、がん検診や特定保健指導と同時に開催するなど受診率の向上を目指します。

◆市民の安全・安心の確保
◇[新規事業]災害時の消防井戸活用事業…325万6千円
災害などにおける断水時、市内の災害用消防井戸からトイレや清掃で用いる生活用水を提供できるよう関係資機材を整備します。

◇[新規事業]非常用発電装置整備事業…1,400万円
災害などにおける停電時、照明器具や電子機器などが継続して使用できるよう指定避難所である泉小学校に非常用発電装置を整備します。

◇[継続事業]防犯対策事業…936万5千円
・防犯カメラの設置
・住宅用防犯カメラ設置費の補助
・特殊詐欺対策電話機等購入費の補助
犯罪を抑止するための防犯カメラの設置、また住宅用防犯カメラ設置費や特殊詐欺対策電話機等の購入費を補助します。

◆地域コミュニティと市民活動の推進
◇[継続事業]総合体育館空調整備事業…5億390万円
総合体育館に空調を整備します。(令和8年度稼働開始予定)

◇[新規事業]総合公園弓道場改修事業…1,000万円
クラウドファンディング型ふるさと納税や企業版ふるさと納税を活用し、総合公園弓道場(門・板塀・照明設備)の更新工事を実施します。

◇[拡充事業]日本遺産魅力発信事業…1,547万5千円
市内の日本遺産構成文化財の保存・活用を図るとともに知名度を高めるため、イベント開催や日本遺産フェスティバルへの出展、市文化財の多言語解説整備を行います。

◆快適な住環境の整備
◇[新規事業]害獣・害虫等駆除委託事業…980万円
アライグマやイノシシなどの駆除を専門業者に依頼し、農作物の食害などの防止を図ります。

◇[新規事業]高齢者等ごみ出し支援事業…600万円
ごみ出しが困難な高齢者などの世帯に戸別訪問収集を実施します。

◇[継続事業]小動物(ペット)火葬棟整備事業…9,131万3千円
斎場西側駐車場に小動物(ペット)火葬棟を整備します。
(令和8年2月稼働予定)

◆行政運営の効率化
◇[拡充事業]自治体DX推進事業…3億3,030万1千円
行政事務のデジタル化や財務事務の電子化などにより自治体DXをさらに推進します。
また、住民記録や税、戸籍など全国共通の事務で使用するシステムについて、国が定めた仕様に沿ったシステムへの更新を行います。

◇[拡充事業]スマホ行政窓口…539万4千円
LINEを使ったスマホ行政窓口の手続きを拡充して利便性を向上させるとともに、新たな取り組みとして、母子手帳アプリを導入して子育てに役立つ情報を発信する他、学校体育施設開放事業にスマートロックを導入します。