- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鴻巣市
- 広報紙名 : 広報こうのす「かがやき」 令和7年7月号
■協力会員の声
▽サポートされていた自分が今度はサポートする側へ
協力会員 ロッジ紀子さん(会員歴15年)
私自身、子ども達が幼い頃は実家が近かったこともあり、たくさんの人の手を借りてきましたが、周りには様々な事情でそうはいかない家庭があると知り、ほんの少しでも協力できたらという思いがありました。また、元々人や子どもと接することが好きで地域社会に密接に関われる役割だと思い、協力会員に登録しました。
家庭によって、環境や習慣はさまざまなため、一人ひとりのお子さんに寄り添ったサポートができたら良いと日々思っています。その中で保護者の方とともに、お子さんの成長を見守ることに幸せを感じています。まだファミサポを利用したことがない方は、子ども達が色々な人と出会って育っていく中でファミサポも一つの拠り所としていただければと思います。
私は障がい者グループホームの支援員もしていますが、上手く時間を合わせながら活動しています。少しでも興味をお持ちの方は一緒に協力会員になりませんか。
■依頼会員の声
▽家族以外で頼れる存在がいるのは心強い
依頼会員 五十嵐さん
会員登録したきっかけは、子どもたちが「やりたい」と言った習い事を、親の仕事を理由に諦めさせたくなかったので、送迎方法を検討している中でファミサポの存在を知りました。
初めて利用する際は、「どんな人かな?」「子どもは慣れるかな?」などの不安がたくさんありましたが、援助活動が始まる前には子どもを含めた面談もあったので、安心して利用することができました。また、援助活動中の様子や状況をこまめに連絡いただけるので助かっています。利用してからは子どもたちがやりたいことにチャレンジすることができ、親子ともに協力会員さんにはとても感謝しています。
現在、お世話になっている協力会員さんは、母親としての先輩でもあるので、子どもたちの気になったことや学校のことを相談することもあり、精神的にも支えていただいています。家族以外にも頼れる存在がいることは心強く、本当に今の生活になくてはならない存在です。
~つながる安心広がる笑顔~
利便性の高い地域性と自然環境の豊かさも相まって、鴻巣市に転入される子育て世帯は増えています。しかし、新しい環境での子育てはストレスや不安を感じることも多く、地域との繋がりもほとんどないことから、孤立しやすい環境下にあります。
また、インターネットやSNSを通じて子どもの預かりを依頼し、事件や事故などのトラブルが起きた事例もあります。そうした中で、鴻巣市ファミリー・サポート・センターは子育てをサポートしてほしい人とサポートできる地域住民のつながりを作るかけ橋となる事業であり、信頼性の高い、安心の相互援助を受けることができます。
~あなたの一歩が誰かの支えに~
現在、鴻巣市では依頼会員に対して、協力会員が不足している状況です。協力会員は自身の子育てを終えた方や定年退職により、時間のゆとりができた方をはじめ、子どもが好きで、地域を通じた子育て支援に興味がある方であれば特別な資格は必要ありません。サポートは自分の都合に合わせて引き受けることができ、お仕事のない日、朝や夕方の1時間など、すき間時間での活動も可能です。
また、協力会員として活動したいが、自分にできるか不安だという方でも、養成講座があるので、保育や預かりの経験がなくても問題ありません。心配事があれば、ファミサポアドバイザーが相談に乗ります。少しでも興味のある方は会員登録をお願いします。
「ファミサポではお子さんの笑顔や保護者の方の感謝の言葉など、人の輪が広がっていくことを実感できます。
ぜひ、協力会員になり、子どもたちの笑顔を見守っていきましょう。」
■子育てサポーター養成講座
親子に寄り添う地域のサポーターになるための講座です。サポートに自信をもって取り組みたい方やスキルアップを目指す方など、この機会に一緒に学んでみませんか?
※協力会員として活動していただくために必要な講座となります
日時:
9月26日(金)9:30~12:30…講義
10月16日(木)9:30~12:30…救命講習
会場:箕田公民館
申込:電子申請または電話で鴻巣市ファミリー・サポート・センター(【電話】597-1651)
火曜~金曜日…9時~12時/13時~15時
土曜日…9時~12時
■こども家庭センター「ここの巣」
『子育ての不安・心配…「どこに相談したらよいかわからない。」そんな時は一人で悩まずお気軽にご相談ください。』
すべての子どもとその家庭に対して、専門的な相談や訪問等による継続的な支援を行っています。
月曜~金曜日…8:30~17:15
【電話】541-1894 子育て支援課7番窓口