くらし 新年度の主な事業(3)

■5 環境にやさしく 快適で過ごしやすいまち
◆主な事業とその予算
○公共施設太陽光発電設備等の導入調査…955万円
→第3次蕨市環境基本計画に基づくソーラー蓄電池ステーションの開設に向けて、公共施設に太陽光発電設備や蓄電池等を整備するための基礎調査を実施します(関連下記)。

○公用車初の電気自動車の導入…294万円
→第3次蕨市環境基本計画に基づき、再エネ・省エネ加速化プロジェクトの一環として、公用自動車に初めてEV(電気自動車)を導入します。

○舗装道等補修事業…1億430万円
→老朽化した道路等に対する集中的な措置を継続して実施します。

○公園等整備事業…3,764万円
→自然と触れ合える錦町1号公園の整備工事や蕨市民公園ボール広場整備工事の実施設計、塚越グラウンド改修工事の基本設計を実施するほか、2公園のトイレ改修工事や富士見第2公園内テニスコートの照明灯改修工事などを実施します。

○樹木剪定等委託…1,700万円
→大木化や老木化の進む公園内樹木に対する集中的な措置を継続して実施します。

○錦町土地区画整理事業特別会計繰出金…9億209万円
→特別会計(総額14億6,000万円)への繰出金。昨年度の国の補正予算も活用し、32棟の家屋移転を行うなど、着実な推進を図ります。

◆期待の声  新公園の完成が楽しみ
湯山 進一郎(ゆやま しんいちろう)さん 錦町3丁目
放課後は近くの公園によく遊びに行きます。備え付けの遊具も楽しいですが、友達と新しい遊びを考えるのが好きなので、自然に触れながら、自分たちで遊び方を工夫するような公園が出来るのはうれしいです。

◆ソーラー蓄電池ステーション
公共施設着実な推進を図る錦町土地区画整理事業錦町1号公園整備予定地公共施設に太陽光発電設備を設置し、昼の間に公共施設で使用する電力を賄った上で余剰電力は蓄電池にため、夜間等に使用します。再生エネルギーの活用により、環境対策となるとともに、停電時の電源確保ができることで災害対策にもつながります。7

■6 一人ひとりの 心でつなぐ笑顔あふれるまち
◆主な事業とその予算
○戦後80年蕨市平和都市宣言40周年記念事業…60万円
→戦後80年・蕨市平和都市宣言40周年を迎えるにあたり、記念式典を開催するほか、市内各施設で平和事業を実施します。

○姉妹都市締結50周年記念事業…51万円
→蕨市・アメリカ合衆国エルドラド郡姉妹都市締結50周年の記念式典を実施します。

◆期待の声 これからも相互交流を
蕨・エルドラド姉妹都市協力会会長 荒井 紀子(あらい としこ)さん 中央5丁目蕨とエルドラドは海外旅行もまだ珍しかった昭和50年に姉妹都市となり、コロナ禍など交流の難しい時期を乗り越え50年を迎えました。活動が若い世代に引き継がれ、末永くよい関係が続くことを願っています。

■7 市民と市がともに 力を発揮して創る自立したまち
◆主な事業とその予算
○LINE公式アカウントの導入…196万円
→市民のニーズに応じた情報をプッシュ型で提供します。

○生成AIやノーコード開発ツールの導入…75万円
→デジタル技術により市役所業務の改善・効率化を図ります。

○自治体情報システム標準化…2億1,975万円
→自治体情報システム標準化への対応を進め、住民基本台帳や印鑑登録など7業務の移行を行います。

◆期待の声 市の情報収集が便利に
梅谷 知弘(うめたに ともひろ)さん 北町2丁目
LINEは普段から利用しているので、市の公式LINEが出来るのは歓迎です。子どものイベントをよく調べますが、見落としてしまうこともあるので、欲しい情報をプッシュ型で通知してくれるのは便利ですね。