子育て (特集)みんなで考えよう!こどもの権利
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県和光市
- 広報紙名 : 広報わこう 令和7年8月号
◆次の場面で、大人が気を付けなければならないことは何でしょうか?
(1)公園でボール遊びをしようとしたら、大人たちがゲートボールをしています。
答え:こどもにも、遊ぶ権利があります。遊びを通してルールを知り育ちます。こどもも市民の一人です。公園はみんなで使いましょう。
(2)親が部屋に入ったら、友達からの手紙を見つけました。
答え:こどもにも、秘密が守られる権利があります。こどもの同意を得ず、勝手に手紙を読んではいけません。
(3)新しい洋服を買いにきました。親がこどもの服を決めようとしています。
答え:こどもにも、自分のことを自分で決める権利があります。こどもがどの服を着たいかを聴いて、こどもの意思を尊重しましょう。
(4)こどもの習い事が忙しいですが、久しぶりの休みなので、こどもと出かける予定を入れました。
答え:こどもにも、休む権利があります。こどもが健やかに育つためには、休息や余暇をもつことは必要です。こどもの意見を聴いて、習い事や予定を入れることが大切です。
◇こどもの権利の4原則~こどもは生まれたときから権利をもっています~
・差別のないこと
こどもは、国や性、言語や宗教、どんな意見をもっているか、心やからだの障がいがあるかないか、親がどういう人かなどによって差別されません。
・こどもにとって最もよいこと
こどもに関係のあることが決められ、行われるときには、こどもにとって最もよいことは何かを第一に考えなければなりません。
・命が守られ成長できること
全てのこどもの命が守られ、持っている能力を十分に伸ばして成長できるように、いろいろな支援を受けることができます。
・こどもが言う意見が大切にされること
こどもは、自分に関係することについて自由に意見を言うことができ、みんながその意見をきちんと聴いて大切にします。
こどもの権利を守るため、大人も理解が必要です。こどもは社会の一員であり、権利の主体です。
こどもも大人も互いに尊重され、互いを理解し、共に成長していける社会にしましょう。
問い合わせ:子ども家庭支援課 子ども施策担
【電話】424-9124