- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県坂戸市
- 広報紙名 : 広報さかど 2025年9月号
令和6年能登半島地震では、住宅の被害や断水等が続き、住民の暮らしに大きな影響がありました。地震はいつ、どこで発生するか分かりません。いざというときに、自分の身を守るため、各家庭で日頃から必要な「備え」をしておくことが大切です。
■1 家の中での備え
→坂戸市防災マップp33~34で詳しく説明しています。
大地震に備えて、家具の転倒防止対策をして、身の安全を守りましょう。
・けがをしたり、避難に支障がないように家具を配置する。
・家具転倒防止グッズ等を活用して、家具を固定する。
・寝る場所には、できるだけ家具を置かないようにする。
・窓ガラスなどに、飛散防止フィルムを貼る。
■2 もしもに備えた家庭の備蓄
→坂戸市防災マップp41~42で詳しく説明しています。
災害時、市内に大きな被害がなくても、物流の混乱による物資の不足が想定されます。最低3日分、できれば1週間分程度の備蓄とともに、非常用持出品をリュックサック等に詰め、避難するときに、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
◇非常用持出品の例
・飲料水、非常食
・現金
・救急セット(ばんそうこう、常備薬)
・タオル
◇備蓄品の例
・飲料水(1日1人3ℓ×家族×3日分)
・食料品(レトルト食品、缶詰、乾物、フリーズドライ食品)
・カセットコンロ、ボンベ
・簡易トイレ、トイレットペーパー
・LEDランタン
・モバイルバッテリー
◇ローリングストック法
ローリングストック法は、普段から食べなれた食品を「非常食」とすることです。
食材や消耗品を少し多めに買い、消費した分を補充することで、備蓄を身近なものにしましょう。
■3 家族で決める連絡のルール
地震発生時、必ず家族と一緒にいるとは限りません。
家族内で非常時の連絡方法を複数決めておきましょう。
・集合場所、避難場所
・行先のメモを残す場所、方法
・災害時の連絡手段(災害用伝言サービスなど)
・連絡の取次先(遠方の親戚・知人など)
■4 防災スキルと知識を身に付ける
大規模災害や風水害等に備え、市では、毎年、防災訓練を実施しています。
積極的に訓練に参加し、いざというときに対応できるよう防災のスキルと知識を身に付けましょう。
※今年度の防災訓練は、11月8日(土)に千代田小学校で開催します。詳しくは、広報さかど11月号に掲載します。
問合せ:防災安全課
【電話】内線219
■ブロック塀及び耐震診断の相談窓口
ブロック塀のチェックポイントを用いた点検方法や建物の無料簡易耐震診断に関する窓口がありますので、ご相談ください。所有するブロック塀や建物について、安全性を確保するためにも適正な管理をお願いします。
また、道路に面した倒壊のおそれがあるブロック塀の撤去費用の一部補助や耐震診断費用の一部補助もありますのでご相談下さい。
問合せ:住宅政策課
【電話】内線545