- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県幸手市
- 広報紙名 : 広報さって 2025年(令和7年)10月号
●食品ロスとは
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。
●日本では1人あたりおにぎり約1個分が毎日捨てられている。各家庭で食品ロス削減に取り組もう!
「日本の食品ロスの推定量」
年間約464万トン→毎日1人当たり おにぎり約1個分(102g)
皆さんは、まだ食べられるのに捨てられている食べ物がどれくらいあるか知っていますか?
食品ロスは、日本で年間約464万トンと推計され、日本の人口1人当たり「おにぎり約1個分(102g)」が毎日捨てられている計算になります。
また、食品ロスは、大部分が生ごみとして焼却処理されるため、CO2排出や焼却後の灰の埋め立てなどによる環境負荷増大にも繋がります。
●食品ロスを減らすには
◇ご家庭編
(1)適切に保存する
・食品に記載された保存方法で正しく保存する
・一度に食べきれない野菜は冷凍、乾燥などで下処理し、小分け保存などして食材を長持ちさせる工夫をする
(2)食材を上手に使いきる
・残っている食材から使いきる
・作り過ぎて残った料理は、リメイクレシピなどで工夫する
(3)食べきれる量を作る
・家族の体調や健康、予定も配慮し、食べきれる量を作る
◇お買物編
(1)買物前に食材チェック
・無駄をなくすため、買物前に冷蔵庫や食品庫にある食材を整理、確認する
・冷蔵庫の中身をメモ書きや携帯、スマホで撮影し、買物時の参考にする
(2)必要な分だけ買う
・まとめ買いを避け、使う分、食べられる量だけを買う
(3)期限表示を見て賢く買う
・利用予定と照らして、期限表示を確認する
・すぐ使う食品は、棚の手前から取る
※スーパーによっては期間が短いものが棚の手前に置いてあることがあります。
●生ごみを一緒に減らそう!
生ごみの処理は、燃えるゴミに分類され、焼却処理をします。生ごみは水分を多く含み燃えにくいため、燃料をより多く使用しますので、生ごみを減らすことは環境負荷軽減にもつながります。
しかし、食品ロスを減らす工夫をしても、生ごみをゼロにすることは難しいと思いますので、生ごみを燃やせるごみとして出すときは、よく水を切って水分を減らすようにご協力をお願いします。
●幸手市の取り組み
幸手市では、家庭から排出される生ごみの減量化を促進するため、コンポストや電動式生ごみ処理機などの購入費の一部を補助しています。
対象:
・市内在住の人
・自宅に設置し、継続的に使用できる人
・堆肥化されたごみを自家処理できる人
内容:以下の区分ごとに予算の範囲内で交付
※申込み方法や必要な添付書類などの詳細については、環境課にお問い合わせください。
問合せ:環境課
【電話】48-0331