子育て 教育相談室だより…509「自立する力」を育むために

春の暖かな日差しの中、花々が美しく咲く季節となりました。新年度を迎え、子どもたちも入学や進級を通じ、仲間や家族とともに成長していくことでしょう。
さて、これからの社会を担う子どもたちにとって、「自立する力」を身に付けることはとても大切です。
「自立する力」とは、朝自分から起きること、自分から勉強すること等が挙げられます。しかし、完璧にできることを目指すのではなく、失敗しながらも試行錯誤し、自分で考え行動できる力を育むことが重要です。
子どもが自立するためには、家庭での接し方が影響します。幼い頃は寝返りやハイハイすることに喜んでいたのに、成長とともに「できること」より「できないこと」に目が向きがちです。「〇〇できれば自立できるのではないか」と思うあまり「〇〇しなさい」「あなたは〇〇だから●●すべき」という声掛けが増えてしまうことがあります。
しかし、子どもは完璧ではありません。うまくいく時もあれば、うまくいかない時もあります。そんな時こそ、「既に頑張っていること」に目を向け、それまでの努力や成長を認めてあげることが大切です。小さな成功を積み重ねることで、自信を持ち、自分で考え行動できるようになります。
また、失敗しても「どうすればうまくいくかな?」と一緒に考える姿勢を持つことで、子どもの「自立しよう」とする気持ちを後押しすることができます。親が手を差し伸べ過ぎず、必要なサポートをしながら見守ることで、子どもは自らの力で道を切り開いていくでしょう。
子どもが自立するには時間がかかります。焦らず、一歩ずつ成長を支えていきましょう。