- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県吉川市
- 広報紙名 : 広報よしかわ 2025年9月号 No.836
■子供達も参画するまちづくり
◆(1)一日市長
▼夏休み恒例の「一日市長」。今年は、栄小学校6年の白井聖悟(しらいせいご)くんと中曽根小学校6年の田中翔夢(たなかとむ)くんに委嘱。聖悟くんは吉川市産農産物のPRや公共交通について、翔夢くんは八坂祭りなどのイベントの充実について、しっかりとアイディアを述べてくれました
▼また、市の事業の最終決定を行う「市長決裁」では、「市民まつり・スタンプラリー」の景品のデザイン等を2人が決定。さらに、給食センターへ視察に向かい、来年新たに給食で提供される「吉川市産の米粉を使用した蒸しパン」の味や名前も2人が決定してくれました。
◆(2)それぞれの学校でも
▼毎年、「市長とランチミーティング」として、市内全小中学校を訪ね、給食を一緒に食べながら、まちづくりについて意見交換を重ねています。そうした中で、例えば「幹線道路に『ようこそなまずの里へ』と看板を設置する」など、子供達のアイディアをひとつひとつ実現しています
▼また、小中高の「まちづくり授業」にオブザーバーとして参加し、子供達からの提案を基に、「旭小学校にアスレチックを設置」「市内企業と子供達の協働による商品開発」などを実現してきています。
◆(3)大学生も
▼そうした中、広報8月号で記した林隼輝(はやししゅんき)くんのように、大学生の市長室への来訪も増えてきています。先日は「吉川市をテーマにしたカードゲーム」を考案した市内在住の大学生、服部伽音(はっとりかのん)さんらが来訪され意見交換を。その後、そのカードゲームは、大学内の講評会にて見事、「最優秀賞」「学生賞」「非常勤講師個人賞」を受賞されました。
▼まだこの先10年間ほどは人口増加が見込まれている吉川市でも、今後避けて通れない少子高齢化。そうした中では、子供や若者達の活躍、まちづくり参画が未来への重要な鍵となります。今後もそうした土壌を市内に広げてゆきたいと思います。
問合せ:政策室
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