- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県三芳町
- 広報紙名 : 広報みよし 令和7年3月号
■工事中の藤久保地域拠点施設を活用する取り組みが始まっています。
「工事現場は学びの場」
工事現場をのぞいてみよう!
・クレーンで重い物を使う場所まで運搬
・基礎のコンクリートが固まる
・コンクリートポンプ車で型枠にコンクリートを流し込む
・ショベルカーで地面を掘削
・基礎の中にはたくさんの鉄筋が組まれている
藤久保小学校の児童が日々学んでいる学校の校庭部分で建設工事が進む藤久保地域拠点施設。
またとないこの環境を活かして、建設工事を学びにつなげ、皆さんに愛される新施設にするために—。学校と町、事業者が連携した取り組みが今、始まっています。
■仮囲いをキャンバスに
藤久保小学校校庭の周囲に設置されている工事仮囲いに、児童が描いた絵がラッピングされているのを知っていますか?(表紙)
絵の題材は「藤久保小学校の好きな場所」。6年生が、これから建設される新しい校舎に思いを馳せながら、現在通っている校舎の思い出を描いた作品です。
このラッピングは、多くの人に新施設への親しみを感じてもらう取り組みとして令和8年上旬まで掲載予定です。
■工事現場は学びの場
藤久保小学校のある昼休み、3階の教室からは子どもたちの歓声が漏れ聞こえていました。この日は、児童を対象にしたミニ現場説明会。窓の外に広がる工事現場の様子をプロの職人が説明する、子どもたちの学びの場です。「この取り組みで職人の魅力を知ってもらい、将来の選択肢の一つになったらうれしいですね」と話すのは説明会の講師を務める天笠さん。「いつも窓の外で職人さんがどんな仕事をしているのか知れて良かった!」と子どもたちからも大好評の取り組みです。
今後は、藤久保小学校だけでなく、町内小学校の児童や住民の皆さんを対象にした工事現場の見学会なども実施予定。徐々にでき上がっていく新施設をぜひ間近で見てみては?
■ミニ現場説明会 参加リポート
私たちの学びの場!
○学ぶ!
この日はコンクリートを補強する鉄筋の組み方解説。現場からライブ配信される映像を見ながら工事でどんな作業をしているのか説明を聞いて学びました。
講師:町と現場のパイプ役 天笠さん
○見る!
プロの職人が目の前で鉄筋の結束を披露。針金を使って鉄筋同士を固定するのは一瞬!目にもとまらぬ手捌きに歓声が上がりました。
○触る!
現場で使用している鉄筋を触って持って重さを実感。直径3.2cmの鉄筋の重さには子どもたちもびっくり!「丈夫な学校ができる」と笑顔で話していました。
○交流する!
学校生活では会う機会が少ない現場の職人と交流。職人の仕事に興味津々の子どもたちからは続々と質問が飛び交っていました。
プロの技にびっくり!
■「子どもが幸せ」=「みんなが幸せ」な施設
CFCI(シーエフシーアイ)の考えを新施設に
○CFCIって何?
「みんなが幸せになれるまち」をつくるために、ユニセフ(国連児童基金)が推進する「子どもにやさしいまちづくり事業」のこと。市町村等で、子どもをまちづくりの主体、当事者として位置付け、子どもの権利条約を具現化する活動です。
子どもから大人まで幅広い年代の人たちが利用することになる藤久保地域拠点施設。皆さんに愛される施設にするために、多くの場で意見交換を行ってきましたが、ここで忘れてはいけないのが、町の未来を担う「子どもたち」の意見です。
■県内初!CFCI候補自治体
昨年12月16日、三芳町は県内で初めて、「CFCI(子どもにやさしいまちづくり事業)候補自治体」として承認されました。
2月20日現在、国内では6自治体がCFCI実践自治体として承認されており、海外では三芳町の姉妹都市、ペタリングジャヤ市がマレーシアで初めてのCFCI実践自治体になっています。
三芳町も「候補自治体」から「実践自治体」への承認をめざし、先行自治体を参考にしながら今後2年間かけて取り組みを行っていきます。
■子どものまちづくり参画
子どもをまちづくりの主体、当事者として位置づけ、子どもの声や意見が「まち」の決定や手続き等に反映される事が大切だとするCFCI。
このCFCIの取り組みとして、町では、藤久保小学校新校舎内のアクセントカラーや子育て支援ゾーンの遊具選定などに子どもたちの意見を取り入れる計画を進めています。
設置する物の特徴や考え方、安全性、維持管理に関する情報なども併せて提示した上で、子どもたちが選定する。子どもたちの自主性を育み、まちづくりを自分事と捉えて参画する取り組みです。
町は藤久保地域拠点施設整備等事業をはじめ、今後のまちづくりでもCFCIの取り組みを行っていきます。
■愛される町のシンボルに
施設の概要や雰囲気が具体化したこの3月。町では、複合公共施設の愛称(呼び名)募集を開始しました。
藤久保小学校に隣接し、「子育て支援」「地域交流」など様々な機能が入る、皆さんのワクワクが詰まったこの複合公共施設—。完成後は末永く、多くの人が、「『集い・学び・育つ』輝く未来創造拠点」になるように。
子どもから大人まで、みんなに愛される町のシンボルの愛称を一緒に考えて、新しい施設づくりに参加してみませんか?