くらし みんなで支える国民年金 ~11月は「ねんきん月間」~

■20~59歳のすべての方は、国民年金に加入しなければなりません
国民年金は「老後の生活保障」だけではなく、万が一の病気やケガで障害が残ったときの「障害基礎年金」、亡くなったときの「遺族基礎年金」などの保障もあります。
「ねんきん月間」に合わせ、制度の趣旨や仕組みをお知らせします。

◇誰もが加入!国民年金~加入手続きの違いに注意!~
“会社を退職した”“配偶者の扶養から外れた”といった場合にも、手続きをお忘れなく!
(1)第1号被保険者(自営業者、学生、無職の方など)
→市民課の窓口で本人が行う。
(2)第2号被保険者(会社員や公務員など、厚生年金の加入者)
→勤務先が行う。
(3)第3号被保険者((2)に扶養されている配偶者の方)
→(2)の勤務先を経由して行う。

◇保険料の納付を忘れずに~受給するには原則10年必要です~
令和7年度の国民年金の保険料 月額17,510円
金融機関やコンビニエンスストアなど窓口での納付書払いのほか、クレジットカード、口座振替、スマートフォンアプリでのお支払いや、ねんきんネットを活用した納付書によらない納付ができます。
前納することで、割引を受けることができます。

◇11(いい)月30(みらい)日は「年金の日」
未来の生活設計を考えてみませんか?
「ねんきんネット」は、いつでも自分の年金記録を確認できるほか、その情報を基にした将来の年金受給見込額について、様々なパターンの試算をすることもできます。

問合せ:「ねんきんネット」に関する専用番号
【電話】0570-058-555

◇社会保険料 控除証明書~年末調整・確定申告で必要に~
納付した保険料は、その全額が社会保険料控除の対象になります。(所得税、市県民税)
「ねんきんネット」において事前に電子送付希望の登録を行った場合、郵送はされません。

10月下旬より順次、日本年金機構から送付される「控除証明書」や「領収書」は、申告を行うまで大切に保管してください。

問合せ:ねんきん加入者ダイヤル
【電話】0570-003-004

◇農業者年金~公的年金で老後生活をサポート~
国民年金の第1号被保険者で、年間60日以上農業に従事する60歳未満の方と、その配偶者・後継者が加入することのできる公的年金です。
保険料納付済期間が40年に満たない60歳以上65歳未満の方も、条件により加入することができます。
(1)積立式の年金
納めた保険料とその運用収入を基に年金額が決まるため、安定性は損なわれません。
(2)保険料の額は自由に選択
保険料は千円単位で選択でき、いつでも見直しが可能です。(2万~6万7千円/月)
35歳未満の方は、月々1万円からの保険料が選択できます。
(3)税制上の優遇措置
保険料全額が社会保険料控除の対象です。
(4)終身年金で80歳までの保証付き
年金は生涯支給されます。80歳前に亡くなってしまった場合には、遺族に死亡一時金が支給されます。
(5)保険料の国庫補助制度
農業の担い手には、国から月額最高1万円の保険料補助があります。(年齢・所得制限あり)

問合せ:農業委員会事務局
【電話】22-3539

問合せ:
木更津年金事務所【電話】0438-23-7616
市民課【電話】22-3418