子育て 「学びの多様化学校」設置に向けて始動!

昨年11月に策定した「館山市立小中学校再編計画」で、「不登校児童生徒の増加に対する支援機能の強化」を柱の1つとして掲げています。学校に行きづらい、行けない子どもたちの学びの場の選択肢や新たな居場所を増やすため、文部科学省が推進する「学びの多様化学校」の設置について、検討委員会を立ち上げて協議を進めています。
第2回設置検討委員会で、「豊房小学校跡地(令和9年3月閉校予定)に、本校型*館山市立学びの多様化学校(小中一貫校)を令和9年4月の開校を目指し準備を進める」という基本的な方向性がまとまりました。
*本校型…学校施設を有し、独立した学校として設置する学校形態。現在の在籍校から転校手続きが必要。

■学びの多様化学校とは?
不登校児童生徒の実態に配慮した特別な教育課程を編成して教育を実施する文部科学大臣指定の学校。
令和7年4月時点で全国に58校が設置されていて、千葉県でも、令和7年4月から浦安市と習志野市に分教室型の「学びの多様化学校」が開校している。