くらし 地域おこし協力隊「カトリサーチ」

◆ペットと人が共に楽しむ未来へ
地域おこし協力隊に着任してから、あっという間に一年が経ちました。この一年間は、ペットと一緒に食べられる干し芋の開発に取り組んできました。
香取市の猟友会にも参加し、地元の人たちと楽しく交流を深めています。将来的には、狩猟された後、可食部があるにも関わらず廃棄されているジビエ(※)を有効活用して、ペットがおいしく食べられる加工食品を作れないかと考えています。ペットと人が一緒に楽しめる商品を販売し、市内にジビエの加工施設を作りたい!と夢を大きく描いています。
これからも地域の皆さんと協力しながら、楽しく活動を続けていきたいと思います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
※ジビエ…狩猟による野生鳥獣の食肉

農業振興分野隊員 小笠原美保(おがさわらみほ)さん
プロフィール:専門学校を卒業後、動物病院に勤務。動物看護師として、広くペットに関わる。令和5年11月より、地域おこし協力隊として芝山農園に所属。

◆「豊かな暮らし」を目指して
香取市に移住後、地域おこし協力隊員として農政課に所属し、デザインやブランディングの手法を取り入れることで、農業分野において新たな価値創造に挑戦しています。具体的には、6次産業化商品の開発や地域事業者への支援を通じて、香取市の農業が持つ可能性を広げる活動を行ってきました。
他には、市全体のブランドメッセージ作成にも携わり「香取市らしさ」を言葉やビジュアルで表現し、地域の魅力を広く発信するための基盤作りに取り組んでいます。
個人活動では、移住者や地域おこし協力隊員が自立し、この地で活動を長く続けられる仕組みを作りたいと思っています。このテーマはすべての協力隊員に共通する課題であり、分野を越えた連携を図りながら、具体的な企画を立案しています。
こうした活動を通じて、近い未来に「豊かな暮らし」の実現を目指し、日々活動していきます。

農業振興分野隊員 本宮曜(ほんぐうひかる)さん
プロフィール:コンサルティング会社を退社後、デザインとテクノロジーを活用して企業や商品のプロモーションを行う。令和5年9月より、地域おこし協力隊として活動中。

◆本紙巻頭の特集も見てね!
香取市地域おこし協力隊21人を紹介しています。