- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県鋸南町
- 広報紙名 : 町報きょなん 令和7年10月号
この10月をもって、三浦幸子さんが任期満了により、地域おこし協力隊を卒業されます。3年間さまざまなことにチャレンジして、町にとけこみ、町に通うファンを増やしてきました。わたしにとっては見習いたい面が多い先輩で、いろんな場面で手を差し伸べていただきました。
■三浦幸子(みうらさちこ)隊員
農業振興担当
自然農3年目の田んぼでは、穂が出揃い見頃を迎えています。田植えをしない、こぼれ種から生え育った稲も1mを超え、順調に育ちました。近所の方、隣の田畑の方たちに支えられながらここまで来ることができました。
鋸南町は驚くべき場所です。昔ながらの風習・生活の知恵が人々の中に今も生きています。特に“旬”の恵みをいかにおいしくいただくかに注がれる熱。これはただ事ではないと感じました。熱をもって“旬”を追いかける人々を「真の食いしん坊」と呼び、取材に回りました。「地域食材ハンター通信」(8月回覧板配布)をまとめながらわかったのは、「真の食いしん坊」とは「命の尊さを心と体で知り、技を以て礼を尽くす」人々であるということ。
振り返ると素晴らしいご縁に恵まれた3年間でした。新聞は継続、地域おこし協力隊は晴れて卒業、これからは地域の一員として力になれるよう頑張りたいと思います。
問合せ:地域おこし協力隊(広報・広聴担当)楠木かおり
【E-mail】[email protected]