健康 11月16日から12月15日 東京都エイズ予防月間

昨年、1年間で都内で新たにHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染およびエイズ(後天性免疫不全症候群)と診断された方は290人となりました。

◆HIV感染からエイズ発症まで
▽HIVに感染
感染から2週間から4週間後に、発熱やのどの痛みなど風邪に似た症状が出ることがある

▽無症候期
自覚症状はほとんどないが、体内ではHIVが増え続ける
「自覚症状がないため、この期間に他者へ感染させる可能性が高まります!」

▽エイズ発症
治療しないでいると、おおよそ数年から数十年後にエイズが発症。免疫機能が極端に低下し、発症前にはかかりにくい感染症にかかったり、悪性腫瘍の症状が現れたりする

◆感染経路の多くは性的接触
都内における、HIV感染者・エイズ患者の推定感染経路の約8割は、性的接触によるものです。コンドームの使用で感染リスクを下げることができるため、適切に使用しましょう。

◆早期治療で今までの生活を保てる時代に
HIVに感染していても、適切な治療を続けることでエイズの発症を予防したり、遅らせたりすることができます。早期治療につなげるためにも感染リスクがあると感じた場合は、検査を受けることをおすすめします(下記の健康カレンダー「HIVと性感染症検査(匿名)」参照)。

◆性感染症に関するパネル展を実施
期間:11月20日から12月1日
場所:区役所・1階区民ロビー
申込:不要
※当日直接会場へ

問い合わせ申込先:足立保健所 感染症対策課 防疫係
【電話】03-3880-5378