イベント 知ること、語り継ぐこと。~戦後80年を迎えて~(1)

あのような怖い思いは、もう誰にもさせたくないから―
市川晴代さん(戦争体験者)

伝えてくれて、ありがとうございます。
岩本正弘さん(平和事業参加者)

二人の平和への思いは本紙2面へ

今から80年前に起きた戦争は日本国民に核兵器の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、平和の大切さを強く刻むこととなりました。市は、核兵器の廃絶と恒久平和の願いをこめて、昭和62年9月25日に「核兵器廃絶平和都市宣言」を行いました。戦争を知らない世代が増える中、原子爆弾の恐ろしさや平和の尊さを次世代に引き継ぐ、また、受け継ぐことが大切です。平和への祈りを未来へつなぐため、下記の期間に中央公民館(本町2-33-2)へぜひお越しください。

■核兵器廃絶と平和展 8月20日(水)~27日(水)
(1)パネル展示
日時:期間内の午前9時から午後5時(月曜日休館)
場所:中央公民館「展示室」

ヒロシマ・ナガサキ原爆写真パネル、広島市の高校生と被爆体験証言者との共同制作による「原爆の絵」、空襲体験画などを展示のほか、VRゴーグルで原爆投下前後の広島を疑似体験できます。
※最終日は午後4時まで

(2)平和のつどい
日時:24日(日)午後1時30分から(午後1時開場)
場所:中央公民館「ホール」

○第1部 平和学習報告会
(地域の戦争・平和学習及び広島派遣事業参加の小・中学生による発表)

○第2部 平和映画会
『ラーゲリより愛を込めて』
出演:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人ほか
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
原作:辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』

共催:核兵器廃絶と平和展実行委員会・東村山市
後援:東村山市議会・東村山市社会福祉協議会・東村山市教育委員会

■戦後80年特別公演
○朗読劇「久米川に爆弾が落ちる」
日時:21日(木)
場所:中央公民館「ホール」

脚本・演出は、東村山昔話百話(実話)をもとに、朗読劇の会 ゼルコバが作成。
本公演には、「命の尊さと当たり前ではない平和」というメッセージが込められています。

〔1部〕
受付開始:13時30分
開場:14時
開演:14時30分

〔2部〕
受付開始:17時
開場:17時30分
開演:18時

※各公演は30分程度。無料。直接会場へ

共催:朗読劇の会 ゼルコバ・東村山市

■原爆死没者慰霊と平和祈念の黙とうを
8月6日と9日は、広島市と長崎市が被爆した日にあたります。
市では、この両日に原爆死没者に哀悼の意を表すとともに世界恒久平和の実現を祈念して、原爆投下時刻に市内全消防団の協力により、サイレンを1分間連続吹鳴します。
これに合わせて、ご家庭や職場で黙とうをささげられますようお願いします。

○サイレンの吹鳴時刻
・8月6日(水)午前8時15分
・8月9日(土)午前11時2分
※サイレンは1分間の連続吹鳴です。火災とお間違えのないようご注意ください。

■平和祈願献花台の設置
戦没者に哀悼の誠をささげ、平和を祈願するための献花台を設置します。
日時:8月15日(金)午後2時~5時
場所:いきいきプラザ1階 ロビー
※会場に用意した花を献花していただきます。花が無くなり次第終了となります。