くらし 防犯対策を見直しませんか?

市内で多く発生している犯罪と対策のほか、市で新たに始める住まいの防犯対策補助金についてお知らせします。ぜひご活用ください。

■市内の犯罪認知状況
市内では、令和7年1~5月で283件の犯罪が発生しており、その中でも「自転車盗難」が89件と特に多い状況です。
また、「詐欺」は5月末時点で41件発生しています。
市や東村山警察署では、「自転車盗難」「特殊詐欺」に対する防犯対策を重点的に取り組んでいます。

市内の主な犯罪の認知状況(令和7年1~5月)

《市内で最も多い犯罪です! 自転車盗難》
令和6年の被害件数は367件です。市営駐輪場、店舗駐輪場、団地駐輪場のほか、自宅敷地内の駐輪場から盗まれている場合もあります。被害届の約65%が無施錠の自転車です。有料で、施錠設備がある駐輪場でも、犯人がお金を払って解錠し、盗んでいくこともあります。

○被害にあわない対策
・自転車を止めたら、短時間でも必ず施錠
・複数のカギで、がっちり施錠
・自宅敷地内でも必ず施錠
・施錠設備のある駐輪場でも必ず施錠

《令和6年の被害額は市内だけで約8000万円! 特殊詐欺》
今年発生が多い詐欺の種類は、警察官騙りの詐欺とサポート詐欺です。

手口(1) 警察官騙りの詐欺
警察官を騙り、SNS等に誘導して個人情報を聞き出し、「あなたに対する逮捕状が出ています」等と脅して、ATMやネットバンキングでお金を振り込ませる詐欺です。20代から60歳以上まで満遍なく被害が発生しています。

手口(2) サポート詐欺
パソコンやスマートフォンで動画やWEBサイトなどを見ているときに、「ウイルスに感染」などの警告表示と連絡先が出て、ウイルス除去名目で現金振込や電子マネーカードの購入を要求する詐欺です。

○被害にあわない対策
今すぐできる対策(1) 国際電話を利用休止! 海外からの電話をシャットアウトする
特殊詐欺の電話の大多数は海外からかかってきます。被害にあわないためには、国際電話の着信を拒否することが効果的です。
※固定電話に対する海外からの電話を拒否したいかたは、警察署(交番含む)等で無償で申し込みできます。

今すぐできる対策(2) 自動通話録音機を使う
市では、自動警告・録音機能付きの自動通話録音機を貸与しています。
※今年度の申し込みは9月からになります(市報8月15日号でお知らせします)。

問合せ:東村山警察署(生活安全課)
【電話】042-393-0110