くらし 知事メッセージ

■ロボットと共生する社会に向けて
社会のさまざまな分野で人手不足が叫ばれている今、ロボットは私たちの暮らしにますます欠かせない存在となっています。
県では、平成25年からさがみ縦貫道路沿線エリアを「さがみロボット産業特区」として、生活支援ロボットの実証実験や開発を支援してきました。人の動きを助けるアシストロボットやツアーガイドとしてお客様を案内するロボットなど、病院や商業施設などすでに県内400を超える施設で特区発のロボットが導入されています。
また、県は昨年、特区の南北に位置する相模原市と藤沢市にロボット企業交流拠点を設置しました。ここではロボット関連企業と部品製造企業、大学等とのビジネスマッチングが行われているほか、県民の方々がロボットを身近に感じられるイベントを開催しています。
さがみロボット産業特区が掲げるテーマは「ロボットで支える県民のいのち」です。今後も、私たちのいのちや生活を支えるパートナーとしてロボットが活躍する「ロボットと共生する社会」の実現を目指してまいります。

神奈川県知事 黒岩祐治