くらし 【特集3】交通ルールをまもる、命をまもる!

交通事故に気を付けて、元気に登下校しよう!!

◆「魔の7歳」って、知っていますか?」
このグラフの通り、小学校1・2年生の事故が、とっても多くなっています。また、月別では5月が事故のピークです。少し慣れてきた時が一番危ない、という事ですね。お休みの日に、親子で一緒に通学路をゆっくり歩いてみたら、いかがでしょう。大切なポイントをまとめましたので、参考にしてくださいね。
都筑交通安全母の会・会長 山極千恵子(やまぎわちえこ)

◆小学生の事故原因の7割が「飛び出し」です
車は急に止まれません。道路を渡る時は、立ち止まって、左右の安全を十分確認する練習をしてみてください。

◇歩行中の小学生の事故原因
・飛び出し 70パーセント
・その他 30パーセント
横浜市内歩行中小学生の事故原因(2019年~2023年)
出典:神奈川県警察

◆自転車でも交通ルールを守りましょう
自転車の事故で一番多いのが、交通ルールを守らなかったケースです。
事故の7割が交差点付近で起こっています。自転車は「車の仲間」。
自転車の交通ルールをぜひ、再確認してください。

◇自転車乗用中の死亡・重傷事故件数のうちの法令違反の割合
・交通ルールを守らなかった 73.2パーセント
・違反なし 26.8パーセント
自転車乗用中(第1・2当事者)の死亡・重傷事故件数のうちの法令違反の割合(令和4年)
出典:警察庁

◆横断歩道でも必ず左右の安全を確認してから渡りましょう
大きく手をあげて、道路を渡りたいと示すことも大事です。車が止まってくれたら、にっこりあいさつをしたら気持ちが良いですよ。
「運転者の方にお願いです」
横断歩道は歩行者優先。安全が確認できない場合は、いつでも止まれる速さで通行してください。

◇人対車両事故都筑区事故発生状況
・横断歩道横断中 51パーセント
・その他 34パーセント
・その他横断中 15パーセント
2024年都筑区交通事故類型別発生状況
出典:神奈川県警察

◆必ずヘルメットをかぶりましょう
自転車で交通事故に遭った場合、倒れた際に頭が重いので、頭部を強く打って、それが致命傷になります。残念ながら、交通事故でお亡くなりになる方が都筑区でもいらっしゃいます。子どもやお年寄りに限らず、大切なあなた自身を守るためにも、必ずヘルメットをかぶりましょう。

◇自転車死亡事故の致命傷部位
・頭部 54パーセント
・その他 37パーセント
・頸(けい)部 9パーセント
自転車乗用中死者の人身損傷主部位(令和元年~令和5年合計)
出典:警察庁

■交通安全のボランティア活動を一緒にしませんか?
地域および家庭における交通ルールの遵守、交通マナー向上のためにさまざまな交通事故防止の活動を行っています。区内の小学校での交通安全教室のサポートや各季の交通安全運動での街頭キャンペーン等、楽しく、とてもやりがいのある活動です。

問合せ:都筑交通安全協会事務局
【電話】941-1154

◇アニメ動画で学べます
こうつうルールってなに?
「ぜひ見てね」
市ウェブページ(本紙二次元コード)

問合せ:地域振興係
【電話】948-2232【FAX】948-2239