くらし 【特集2】災害時に、助けが必要な人がいます!

身近な地域の中には、自分だけで避難することや、必要な情報を集めることが難しい人がいます。
自分や家族で“そなえ”をしておくとともに、地域において日ごろから顔の見える関係を築くことが大切です。

◆助けが必要な人って、どんな人だろう?
・高齢者や障害者など、避難に時間がかかったり、一人では移動が難しい人がいます。
・内臓機能に障害があるなど、外見からはわかりにくい人がいます。
・妊産婦は、赤ちゃんへの影響も踏まえた配慮が必要です。
・日本語の理解が十分でない人は、必要な情報を得にくいです。
災害時にはケガなどにより、だれもが助けを必要とする可能性があります。

◆もしもにそなえる3つのポイント
≪自らの身を守るため≫
(1)自分や家族のそなえ
自分の身を守るために、本人や家族などによる事前準備が大切です。
・緊急時に必要となる情報を1枚にまとめて持ち歩こう
・必要な生活用品を確認しておこう
例:耳の不自由な人
補聴器の電池
筆談用メモ、笛など
例:目の不自由な人
白杖(はくじょう)
携帯ラジオなど
・避難所、避難経路、家族等との連絡方法を確認しておこう
・必要な支援を周りの人と共有しておこう

詳しい情報は本紙二次元コードから
「地域ぐるみで災害対策 災害時要援護者支援ガイド」

≪協力して助け合うため≫
(2)地域でのささえあい
お互いに顔見知りであれば、いざという時の声かけや、助け合いがしやすくなります。
地域には災害時に助けが必要な人をはじめ、さまざまな事情のある人が住んでいることを理解し、声をかけあえる関係をつくることが大切です。
・日頃からコミュニケーションをとることを心がけよう
・地域に助けが必要な人が住んでいるか、気にかけよう

[関係づくりのきっかけはありませんか?]
あいさつ、回覧板のお届け、町内会の行事など

◇地域でも取り組んでいます!
自治会町内会やマンション管理組合などで、独自に、災害時に支援が必要な人(要援護者)の把握や、見守り・訪問活動を行っているところもあります。

活動のヒントは本紙二次元コードから!

≪実際に参加してみよう!≫
(3)地域の行事や防災訓練
活動に参加することで、お互いを知る第一歩となります。また、訓練をとおして災害時の具体的な行動を意識することができます。
・地域情報を確認してみよう

◇歩け歩け大会(川和地区)
「皆で楽しく歩いて避難経路を確認!」

◇合同防災訓練(茅ケ崎南MGCRS地区)
「消火器を使ってみよう!」

問合せ:
事業企画担当【電話】948-2345【FAX】948-2354
防災担当【電話】948-2212【FAX】948-2208