子育て [特集]パパの育児休業(3)

◆産後パパ育休の取得を応援
ママが子育てを一人で抱え込まない環境を整えるには、パパの協力が不可欠です。出産後のママは、精神的にも肉体的にも不安定。その大変な時期に、パパの育休取得を促進し、子どもと触れ合う時間や家族と過ごす時間を増やしてもらうため創設されたのが、市の「産後パパ育休取得応援交付金」です。
昨年4月から始まり、令和7年1月末現在、240件を超える申請がありました。いわゆる「取るだけ育休」にならないように、申請にはいくつか要件があります。

(1)母親父親教室への参加
一緒に子育てをしていけるよう、子どもの誕生前に、夫婦で必要な知識を身に付ける教室です。パパが育休期間にやることを夫婦で話しながら「パパ育宣言」を書く時間もあります。2人目以降の夫婦はウェブ講座を受講します。

(2)ママからの結果報告
産後のパパの育児参加は、親子の愛着形成はもちろん、その後の夫婦関係にも大きな影響を与えるといわれています。
子どもが生まれてから育休終了まで、しっかりとパパが「共育て」をしてきたかどうかを確認してもらうために、申請にはママの証明を必要としています。

(1)(2)の他、市が指定する「育児休業等証明書」も提出が必要です。産後パパ育休が対象となる期間に育休を取り、その後職場復帰したこと(または復帰見込み)を、勤務先が証明します。対象者や申請の流れ、必要書類など、詳しくは市ウェブ(2次元コード)をご覧ください。
※2次元コードは本紙をご覧ください。

パパ育休が終わっても育児は続きます。
産後ケア・育児相談など、全力でサポートしていきます。健康課へ気軽にご相談ください。

◆互いに助け合える職場
市内企業も、社員の声を聞きながら育休を取りやすい職場づくりを進めています。「産後パパ育休取得応援交付金」を利用した社員が複数人いる市内企業の中から、関西ペイント平塚事業所の取り組みを、同社の吉田卓史さんに聞きました。

・関西ペイント 平塚事業所
東八幡5-4-1。工業用塗料を中心とした、同社で国内最大の製造拠点です。平塚事業所の従業員は男性が9割。会社全体の育休取得率は74パーセント(令和4年度)。

◇取得をためらう理由を改善
育休取得を推進するために、子どもが誕生予定の男性社員の上司へ啓発を強化しています。リーダーとなる部門長から声を掛けるなど、メンバーに取得を促し、申請しやすい雰囲気づくりをしています。
また育休を取らなかった男性社員を対象としたアンケートを令和5年度にし、令和6年4月に制度を変更。取得をためらう理由に収入面を挙げる方が多かったことから、育休最初の5日間を有給(給与支給)としました。会社として、互いにフォローし合い、育休を全員が取れる職場でありたいと願っています。

◇企業を応援する市の取り組み
従業員の仕事と子育ての両立支援に取り組む市内事業者を、奨励金やアドバイザー派遣などで支援します。対象や要件など、詳しくは市ウェブ(2次元コード)をご覧ください。
※2次元コードは本紙をご覧ください。

問い合わせ:健康課
【電話】55-2111