- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県鎌倉市
- 広報紙名 : 広報かまくら 2025年5月1日号
上記で掲げた取り組みなどに対して、財源の内訳や目的別の予算構成比などを示します。
(注)1万円未満は四捨五入(グラフは1000円未満四捨五入。端数調整しています)
・7年度の予算
■一般会計…809億7,390万円(前年度比+8.8%)
福祉、消防、都市整備や教育など、市の行政運営の基本となるのが「一般会計」です。
今年度の一般会計は、児童手当などの扶助費やごみの自区外処理に係る委託料などの物件費の増加、市営住宅集約化事業、鎌倉地域漁業支援施設防波堤工事などの投資的経費の増額などにより、会計規模は+8.8%で約65.2億円増となっています。
一般会計の歳入(収入)には、市税のほか、寄附金や市債などさまざまな財源があります
◇歳入…809億7,390万円
▽自主財源
自主財源の比率が高いほど、自主的で安定的な行政運営ができます
・市税(市民税、固定資産税など)…385億9,346万1,000円(47.7%)
・繰入金(基金からの繰入金など)…54億4,812万1,000円(6.7%)
・寄附金…30億1,371万8,000円(3.7%)
・使用料および手数料など(土地や建物の使用料など)…40億9,384万9,000円(5.1%)
▽依存財源
・国庫支出金(国からの補助金など)…139億3,647万4,000円(17.2%)
・県支出金(県からの補助金など)…55億9,567万5,000円(6.9%)
・地方消費税交付金(地方消費税の県からの交付金)…43億2,500万円(5.3%)
・市債(施設の整備費用などに係る借入金)…42億4,050万円(5.2%)
・地方譲与税など(自動車重量税に係る譲与税など)…17億2,710万2,000円(2.2%)
◇歳出…809億7,390万円
何にどのくらい使うかを示します
・民生費(福祉・医療・子育てなど)…331億3,331万9,000円(40.9%)
・土木費(道路・河川・公園の整備など)…122億9,437万7,000円(15.2%)
・総務費(税務・防災・市役所の運営など)…101億3,430万5,000円(12.5%)
・衛生費(市民の健康管理・ごみ処理など)…87億2,177万5,000円(10.8%)
・教育費(学校教育・生涯学習など)…78億5,781万7,000円(9.7%)
・公債費(借入金の返済)…36億7,894万8,000円(4.6%)
・消防費(消火・救急活動など)…30億8,400万6,000円(3.8%)
・その他(商工費・観光費・議会費など)…20億6,935万3,000円(2.5%)
■特別会計…538億3,728万円(前年度比+1.8%)
市の行政運営の基本的な事業を行う一般会計とは別に、特定の収入(下水道使用料や国民健康保険料など)によって特定の事業を行うために設けられています。
一般会計とはお財布が別なのね!
◇予算の内訳
・大船駅東口市街地再開発事業…2,060万円(前年度比-1.9%)
・国民健康保険事業…163億4,620万円(前年度比-2.8%)
・公共用地先行取得事業…1億8,780万円(前年度比-35.4%)
・介護保険事業…193億3,920万円(前年度比+3.0%)
・後期高齢者医療事業…68億5,180万円(前年度比+4.7%)
・下水道事業…110億9,168万円(前年度比+6.0%)
合計…538億3,728万円(前年度比+1.8%)
問い合わせ:財政課