- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県箱根町
- 広報紙名 : 広報はこね 令和7年11月号
■会計別決算額
一般会計は予算現額156億8,521万円に対して、歳入決算額145億8,628万円、歳出決算額141億572万円で差引額4億8,056万円が翌年度繰越額となりました。令和6年度は人材確保等支援事業のプロモーション活動や介護従事者等支援事業における介護職員研修費用の補助、ケアマネジャー雇用に対する事業所への支援により、町内の人材確保や人材育成を図りました。また、地域の防災力を高めるため、地震等災害対策事業や防災情報機器等整備事業を行いました。
※令和6年度一般会計の収入・支出割合が低いのは、湯本小学校長寿命化事業の国庫補助金を活用するため、3月補正で計上・繰越したためです。繰越分を除くと収入97.9%、支出94.7%で、例年並みの割合となります。

■財政健全化判断比率
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、健全化判断比率の4つの指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)と公営企業会計に係る資金不足比率を算定し、公表することが義務付けられています。
◇箱根町の財政の健全度
令和6年度決算における町の財政健全化判断比率は表のとおり、国の基準を下回った健全な数値であるとされます。

※表中の( )は令和5年度数値
※資金不足比率の対象は水道事業会計、公共下水道事業会計、温泉特別会計の3会計
■一般会計歳入

◇自主財源
町税:皆さんが町に収めた税金
寄付金:ふるさと納税寄付金などのお金
繰入金:各種基金(貯金)を取り崩して使ったお金
繰越金:前年度に余ったお金
使用料及び賃借料:町の施設利用や証明書発行によるお金
分担金及び負担金:利用者が事業にかかった経費の一部を受益に応じて負担したお金
その他:不動産売払いなどの財産収入、諸収入などのお金
◇依存財源
町債:国・銀行から借り入れたお金
国・県支出金:皆さんが国・県に収めた税金の一部で、使い道が決められているお金
譲与税、交付金、交付税:皆さんが国・県に納めた税金の一部で、使い道が決められていないお金
■一般会計歳出

総務費:町の運営などに使ったお金
教育費:学校教育、生涯学習の充実などに使ったお金
民生費:福祉や介護、子育て環境の充実などに使ったお金
衛生費:衛生、保険、医療などに使ったお金
消防費:消防・救急活動、消防設備の充実などに使ったお金
観光費:観光宣伝、産業振興などに使ったお金
公債費:国・銀行から借り入れた町債の返済に使ったお金
土木費:道路・住宅・公園等の建設や維持管理などに使ったお金
諸支出金:他の支出科目に含まれないものに使ったお金
農林水産業費:農林・水産業の振興のために使ったお金
議会費:議会運営などに使ったお金
■町有財産の状況
出資金:2億3,382万円
基金:36億9,647万円
土地:850万1,687平方メートル
建物:10万7,456平方メートル
■町債の状況
一般会計:75億703万円
照会先:財務課
【電話】85-9563
